クラシックをロックで

Rick Wakeman "Lisztomania"(1975年)から 'Dante Period'。 プログレ聴き始めの頃、この曲でかっけえええってなった。クラシックっぽい和声とか曲構成とかを、ロックでやっつける。クラシックっぽい、って原曲がリストだから当たり前だけど。 当時の私がプ…

見ずに聴く 2

前回のこれを手短にいうと、発音源を見ながら聴くことは、「何の音か」を聴くことで、見ずに聴くことは「どんな音か」を聴くこと、といえるでしょうか。 聴覚のみに頼って音そのものを聴く時、これを何が発してるのか、ギターなのかツィターなのか、あるいは…

見ずに聴く

アクースマティック(Acousmatique)という単語は、発音源を見ることなしに聴くという意味で、ピタゴラスの弟子たちが、師の姿を直接見ずに、幕越しに声を聴いていたことに由来すると...なるほど — peeq / nankotsuteacher (@n_peeq_t) October 23, 2021 こ…

ポスト・パンク

ポスト・パンク10選。 1. Crass / Reality Asylum(シングル) 2. Phew / 終曲(シングル) 3. The Flying Lizards / The Flying Lizards 4. This Heat / Deceit 5. The Residents / Fingerprince 6. Metabolist / Hansten Klork 7. Chrome / Half Machine L…

『白蛇伝』(総天然色長編漫画映画)

10月22日は「アニメの日」。 一般社団法人日本動画協会が日本のアニメ100周年を記念して推進する「アニメNEXT_100」プロジェクトが、その年である2017年に制定。 日付は、日本初の総天然色長編漫画映画『白蛇伝』(製作:東映動画、配給:東映)が公開された…

下書き放出(TL を眺めつつ)

3つの下書きは相互に無関係です。 ① 「ショパンコンクール」の文字列が私の TL にまで流れて来て、あれっ?と思う。関心集めてるのか。 陋習の温存機関というイメージがあるけど間違ってるかも知れない。 ポリーニはショパンコンクール出身ではある。でもこ…

Quatermass 'Laughin' Tackle'

例えば、 ザ・ラウリング・スタウンズのブライアン・ヂャウンズとチャーリ・ウォッツ とか書いたら、超絶ウザい奴じゃないですか。アウエイスィスとか。 というか、通じない。 当ブログでアーティスト名などをカタカナ表記にせず原綴にすることが多いのはこ…

メモ(メモ)

その場で面白かったことは、必ず、面白く文章化できる、はず。 その場で了解されてたコンテクストとか、その場のノリとかを、読者に共有してもらう段取りは必要になるけど。 説明的にならずにそれをやれるか。 高円寺でのライヴ当日、逆リハなので本番まで時…

Arrigo Barnabé "Clara Crocodilo"

Arrigo Barnabé "Clara Crocodilo"(1980)。 「ブラジルのザッパとも称される、サンパウロ・アヴァン・シーンの中心人物」が、「アヒーゴ・バルナベー」に掛かる枕詞になってるようだ。 私のゼロ年代はユーロ・ロック・プレスとともにあった。バルナベーも …

空耳と太陽と水すまし

蒸籠のテングサのようだ メクリッコ 蒸らす医者 腹が減るのも有事は辛い UNO 終わらねえ 初キスは見詰めるデストロン 面倒さ ジェスタ塗り 冷蔵 冷凍 浄化 爆裂 ほら存分に寝付け 2時か 2時か 笑えねえ 2時か 寝付けんと2時か 眠いよバリ島 素寒貧 低所得 破…

芸能山城組 やまと幻唱

モンテックス氏の御記事。 芸能山城組のアルバムには「音の良い」ものが多いらしい、その理由。 でないと、彼らのやってることを捉えられないからだ。 私はオーディオに無知だし無関心になりがちだ。狭義の「作曲」を聴くためにならそれでよいかも知れない。…

ジョリヴェ:リノスの歌

アンドレ・ジョリヴェ(1905 - 1974):リノスの歌(1944) André Jolivet: Chant de Linos Pei-San Chiu(フルート)、Yuanyuan Wang(ヴァイオリン)、Tze-Ying Wu(ヴィオラ)、Cole Tutino(チェロ)、Joy Yeh(ハープ) 追記始め 今朝方、 Jasmine Choi…

そらいろのきりん「そらいろのきりん」

キリンプロ所属のタレントによるユニット、そらいろのきりん。 初代メンバーは、芳賀優里亜、俵有希子、松本由美子、野口佳穂、俵小百合、の5人。 2001年08月22日、デビュー・シングル「たった一度の誕生日 c/w そらいろのきりん」(ポリスター PSCR-5988)…

「カンフーレディー」(『ひらけ!ポンキッキ』の曲)

当ツイッターアカウントはネタ担当とギャグ担当とシャレ担当とボケ担当が4直3交代制で回してます。 「法人」です。 御多分に漏れたエンジェル(中村あゆみ) — 新海智子 (@coccyx_T) October 16, 2021 平均律じゃないところが良い https://t.co/D932gFsu9d —…

昨日は鉄道の日

昨日は「鉄道の日」でした。 これに因んだ話題を、今になって思い出す。 Ⅰ 叔母が子どもの頃、彼女のお祖母さんの家に遊びに行った時のこと。 「今日は汽車で来たとね?」 「うん」 「電車で来たとね?」 「うん」 「どっちね?!」 何を訊かれてるのか呑み…

メモ(絵画で泣けない)

そういえば昔、知人から、 「音楽を聴いて泣く、ということは茶飯事だけど、絵画では、見て、感動はしてるんだけど、泣くということが起きない。この差の理由は何だろう?」 と問われた。 音楽が時間芸術だから、でしょうか。 泣くためのエネルギーは、時間…

T.Sasaki 「スパイキッズ2006」、'Orphan (Isn't Alone Because He's Always Next To Orpheus'

T.Sasaki「スパイキッズ2006」 T.Sasaki 'Orphan (Isn't Alone Because He's Always Next To Orpheus' どちらも、以前にも取り上げた曲ですが、SoundCloud でずーっとこうアップをしていても、全ての方がそれを見ていらっしゃるわけじゃございません*1。むし…

夢 2021年10月12日

バスがまず東に向かい始めるので、これで目的地の知人宅に着くのか不安になり、地図*1を確認すると、このあとぐーっと南に向きを変えるルートなので大丈夫。にしても目的地って、鹿児島県最南端=日本本土最南端の、南に向かって細長く突き出た半島の、さら…

たむらぱん「ラフ」

これ好きだった。オフィシャルが去年12月にフルを上げてる。 たむらぱん「ラフ」 2010年10月20日リリースのシングル。たむらぱんは、田村歩美のソロ・プロジェクト。 11年ぶりに観てボロボロに泣けるのは、もちろん曲と演奏が優れてて、映像が美しくて巧みだ…

かぶってる

I. 私の中で Cape Cod と Cabot Cove が、混同されないまでも、かぶってる。 Cape Cod はマサチューセッツ州にある半島。 武満徹の、3曲からなる "Toward The Sea" の第3曲のタイトルでもある。 cod は「鱈」。「化学的酸素要求量」ではなく。 Cabot Cove は…

「トレエン斎藤」は「カイエン青山」のことではなかった

野球全然知らないけど、斎藤佑樹くんはわかる。 「ライヴァル」という言葉からまず思い浮かべるのは、斎藤佑樹くんと田中将大くん。 どちらか1人に決められない私。 「ライヴァル」があまりにこの2人のことであり過ぎて、他の例を思い出せない。 のであっ…

メモ(トポス)

「絵本原画展」を観に行くというのは、「絵画展」を観に行くのと似てるようで、根本的に違う。 オリジナル一点物のタブローに会いに「絵画展」に出掛ける。その複製を収めた「図録」を買ったりする。 絵本においては、「原画がオリジナル一点物の作品で、絵…

記憶

自分は記憶力が良い、と思ってる。 頭の中は、当然のことながら、憶えていることだけで構成されている。忘れたことは、それを忘れたということを含めて意識の上に現れないので、「自分は全てを憶えてる」と思ってる。 大昔に経験した、親密な出来事だったけ…

生涯2作目の詩

ガチャピンを斃せばムックの天下になるわけじゃない それはわかってるけど 僧帽弁決壊の理由を 私にではなく 羽化まもない鍋釣岩に訊いて あるいはディーヴォに 実際それは精巧な決壊だった ある人はそれを怨恨と呼び ある人は背面跳びと呼ぶ 私はそれを魔法…

意味を取り間違えてた単語、「生産性」「褒め殺し」

単語の意味を、私が取り間違えてた例を、ふたつ。 I. 「生産性」 過去記事からの引き写しです。以下。 生産性の対義語は、非生産性でも破壊性でもなく、創造性だと思う。 作曲における生産性って判らない。生産性のための作曲という発想は存在し得ない。 生…

アルミフォイルが鳴る

2019年11月越生「山猫軒」での、広瀬真咲、照内央晴によるパフォーマンス pic.twitter.com/qVzC1mHHFg — 照内 央晴 即興ピアノ (@PTeruuchi) October 1, 2021 好きな音。 これの鳴り方・聴こえ方を決めてるのは、3つのことなんだろう。 ①アルミフォイル上で…

女性名が入る曲

ツイッターで #女性名が入る曲マイトップ10 というハッシュタグがあった。 曲を系統だてて並べることは、音楽的内実に沿っているようでいてそのじつ、曲自体を聴かずにジャンルを聴いてる、という事態が起こって、ニュートラルでフレキシブルでフレッシュな…

タイトルに脚注を付ける((にゃあああ))

エスカレータの左側に皆さん立ってて、右側にも立たないと非効率だろ、と先頭のほうを見ると、右側にゴルゴが立ってたんですよ。 おじいさんはスパンキーへしばかれに、 絶世の子だくさん、しんかいです。 神武以来の粗忽者、しんかいです。 不世出の小市民…

録音への違和感

CD や LP は録音メディア、記録の手段であって、そこには、音の形を取るものでさえあれば、何を録音しても構わない。 「録音」し「鑑賞」すること。 そこに私はずっと違和感を感じて来たのだと、ふと思い出す。 きっかけは、(記憶がこの上なく曖昧なんだけ…

Daevid Allen & Euterpe "Good Morning"

"Good Morning"、1976年。 Daevid Allen が、ゴング脱退後、マヨルカ島に渡り、現地のバンド Euterpe を率いて制作。 エウテルペはもちろんムーサイ九柱のうちの一柱。 ごく若い頃 LP で聴いて以来久々に、つべで1枚分通して聴き直したら、作曲の念の入れよ…