2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

sakana

昔アメーバピグの音楽フロアでビートルズ・カヴァー縛りで場が持たれると、sakana のアイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼアがまず思い浮かぶわけだけど、つべに上がってなくて残念だった。 先日西脇一弘氏がツイートしてらした。 sakana-1987、最古の音源…

都市伝説(吉松隆)

今日03月18日は吉松隆の誕生日だそうです。 以下、2017年の記事で書いて、2020年に追記した内容なのですが。 Wikipedia「朱鷺によせる哀歌」の項に 〈作曲家の紹介文献で「『朱鷺によせる哀歌』で尾高賞を受賞した」と記述されていることがあるが、事実では…

メモ(夢とか)

なんだよ「日本を代表する」って?! さて、「夢の中で◯◯が聴こえて来た」と曲名をおっしゃる方がいらして、羨ましい。「似てる」とかじゃなくて、「この曲のこの部分」と、ものすごく具体的。 私は夢で既存の曲が聴こえて来たことが無い。 一時期、夢で音楽…

右利きの音楽

自作曲の中での左右の定位の「動き」について、私は無意識裡に、音楽は「左から右に流れる」もの、とイメージしてるように思う。 例えば、ハープなりピアノなりの1音のアタックをきっかけに、同じ高さの弦のフラジオレットなり純音なりが持続し出す、という…

レコメン

Picchio Dal Pozzo の 2nd. アルバム "Abbiamo Tutti I Suoi Problemi"(L'Orchestra、1980年)から。 A-1 'La Sgargianza - Parte I' A-2 'La Sgargianza - Parte II' A-3 'La Sgargianza - Parte - III E IV' A面は、 という構成で、長めの2曲の前後と間に…

'At Last I Am Free'、など

Cassiber は1度だけ来日してる。1992年10月、新大久保 R's アートコートで2日間(地方でもやったのかも?)。 ゲストは篠田昌已。この年の12月9日に亡くなる彼の、これが最後のステージになったと聞いた気がする。 'At Last I Am Free' をやったのは2日目だ…

ドビュッシー:チェロ・ソナタ

ドビュッシーから1曲だけ選ぶと、私は(散々迷った挙句)チェロソナタになる。でもこれは作曲としてであって、チェリスト的に面白いかどうかは別問題なのかも知れない。なにしろこれは正確には「チェロとピアノのソナタ」なのだ。 https://t.co/MNi9u5sIJ8 —…

レガート

当ブログでも拙ツイッターでも「レガート」の語を一度も使ってないことが判明。 但し当ブログで「ゲイトタイム100%」とは言ってる。定義浄土内田。 定義上同値だ。 いや、ちょっと違うか。 私が「レガート」と言う時は、「フレーズ」を「歌わせ」たい時だ。…

(アメブロのお題「転校したことある?」に応えて)

私は今までこのように認識してた: 「小学校5年生に上がる時転校があった。進度に差があり、算数で落ちこぼれた」 算数は一段階抜かすと、その後を積み上げられない。 思い直すに、転校前と転校後とで、私の理解度に差があったのではなく、私の理解度につい…

サディスティック・ミカ・バンド「何かが海をやってくる」

前回も貼ったつべです。 前回言ったとおり、『黒船』は私にとってプログレです。 この曲のキャラクターは、ベンディングを含むベースの音形と、速すぎないテンポ、が作っています。というか、こういう楽想を発想するところに意義があるのであって、だからこ…

サディスティック・ミカ・バンド「四季頌歌」

日本のロックから1枚選ぶなら『黒船』ですし、1曲選ぶなら「四季頌歌」です。 サディスティック・ミカ・バンド『黒船』(1974年) A-1 「墨絵の国へ」 A-2 「何かが海をやってくる」 A-4 「黒船(嘉永六年六月二日)」 *1 A-5 「黒船(嘉永六年六月三日)」 …

あー炭酸風呂虫籠

山本哲也(作曲家)

山本哲也:山羊の時間 Tetsuya Yamamoto : Temps de Chèvre*1 (2015) 指揮 阿部加奈子 演奏 Tokyo Ensemnable Factory (Fl 若林かをり/Cl 山根孝司/Perc 岩崎愛子/Acc 大田智美/Vlc 山澤慧) 2016-2-5 at Cultural Hall of Shibuya, Tokyo 山本哲也(19…

Sarah McLachlan 'Strange World'

カナダのシンガー・ソングライター Sarah McLachlan のデビュー・アルバム "Touch" から、'Strange World'。 スネアのアレンジの、ダイナミック・レンジの広さをパクりたい。 "Touch" 収録の全曲のつべを The Official Sarah McLachlan のチャンネルが上げて…

曲と絵

「#アニメ作画されてほしいクラシック音楽」というハッシュタグに私が戸惑ったのは、「まず選曲がある」という発想の順序のせいだった。考えようがないのである。何を以て「この曲は作画されるに相応しい」と判断するのか、想像がつかないのである。 例えば…