2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年最後に書く

私はアイヌを「知的好奇心の対象として見る」ことから逃れられない。 それがあらゆる場面で悪というわけではないのかも知れない。でも、それが当事者の命を危険に晒すことがある。 当事者。生きることが、生存を脅かしてくる者との戦いにならざるを得ない立…

ところで、

これ(1973年)の4分09秒目の音形 と、 これ(1974年)の0分32秒目の音形 って、無関係なんだろうか?

Russudan Meipariani

Russudan Meipariani(ドイツ語版ウィキによるとグルジア語表記は რუსუდან მეიფარიანი)はグルジアの作曲家・演奏家。 私は彼女について、ユーロ・ロック・プレスでの、アルバム "Lieder Aus Einer Insel"(2007)のレヴューで知った。 この1枚と、あとつべ…

ベスト

むかし国語辞典をプレゼントされた。アカデミックな権威とされるある出版社の。今も刊行されてるか知らない。その後改版があったかも知れない。 下さった方に申し訳ないけど、使えない辞書なのはすぐに判った。定義がいちいち甘い。見出し語は読者にとって意…

メモ(歴史)

社会科と体育で悩んできた。 鎌倉時代についての記述が「源頼朝が鎌倉に幕府を開いた」から始まる、ということ。だからこそ鎌倉時代という呼称なわけだけど、私が学校の歴史の授業を好きじゃなかった理由はつまりここにある。 権力者個人の権力欲がまずあっ…

メモ4つ

以下、4つのメモは、相互に無関係です。 ① 電車の窓に面と向かって、進行方向と垂直の方向を見てる。窓外の風景を見るという時、ふつうはこうすることを指す。 これはスクリーンに映った2次元の映像を見てるのと同じ。私はこっち側にいて、対象物としてあっ…

Deep Purple 'Burn'

Deep Purple のことはよく知らない。プログレ聴者的には初期が重要なんだろうけど、それも含めて。 「イン・ロック」以降で曲としていちばん面白いのは 'Burn' だと思うんだけど、'Smoke On The Water' 'Highway Star' ほどは「代表曲」扱いにならない気がす…

バトゥアン村のスリン・ガンブ

#かけがえのない私的名曲 として前回 F. アンドリューの二重バラードを挙げた。 もう1曲、これ の最後のトラック、バトゥアン村のガンブを挙げる。 このアルバムのメイン、4曲中3曲は Gong Kebyar Dharma Santi によるゴン・クビャールで、派手な響きと超絶…

フランソワ・アンドリュー

ツイッターで #かけがえのない私的名曲 というハッシュタグを見掛けて、一も二もなくこの曲を思った。 フランソワ・アンドリュー François Andrieu の二重バラード「武人たち、恋人たち/おお、あらゆるメロディの華」。 この曲、この演奏については当ブロ…

マチエール

マチエールは敵。 フェルメールで思い出したんだけど、(昔の、しかも聞き齧りで、全てが不確かなんだけど、)彼は砂を含む絵具を使ってて、『デルフトの眺望』の画面の煌めきもその質感に拠るところがある、と聞いてがっかりしたんだった。 私の好んだ彼の…

昨夜の夢

昨夜の夢はいろんな場面があったけど、結局最後だけ憶えてる。 「♪花に生まれて~」 という歌い出しの歌を 「♪花で買われて 薬で使う」 と替え歌にして笑うシーン。 花屋でふつうに合法的に(但し大量に)買った花を自宅で精製して麻薬を作る、という意味。 …

座右の銘

私の座右の銘って何だろう? 何だろう?と問うくらいだから決めてないんだけど、 「こまけえこたあいいんだよ」 は、日常生活のいろんな場面で、気付くと口走ってる(独り言で、自分に向かって)から、これかも知れない。 ここで問題なのは「『細かい』こと…

#子供の頃怖かったもの ②

前回と全然別の話として。 怖い対象に出会ってそれへの反応として怖いという感情が起きる、のではなく「怖い」が自律的に起きるとか。 自室の見慣れた、例えば帽子か消しゴムを見て、「怖い」が起きる時があって、その理由を自分でも説明できないとか。 危害…

#子供の頃怖かったもの

過去記事2つ、色々書き方を試みてるけど、もう少しシンプルで、もう少し判りやすい比喩を思い付いた。 どのみち比喩でしか言い得ない事柄なんだけど。 私は創作の中のキャラだった。 ところが自我意識を持った。 自分が作者によって作られたキャラであること…

下書き放出 3/3(大リーグねこ2号)

ねこはすぐ消える。 前方に、道路から住宅敷地に入ってゆくねこの姿を認め、急いで駆け寄って覗き込む。 いない。 消える魔ねこ、いや、ねこま。 ピグの音楽フロアにいると、1980年代がいちばん面白かった、と仰る方が多い。その方たちがたまたまその時代に…

下書き放出 2/3(そう言われ始めるためには)

1970年代のプログレにおいて、無機的で冷たいものとして使われたにちがいないモーグの音色が「ウォーム」(そして「ファット」)なものと感じられ始めたのは、その後ディジタルシンセが出て、それと比較された時、なんだろう。 「タイトルに『の』の字を含む…

下書き放出 1/3(ラジオ)

ラジオ深夜便を聴いてた時期がある。その最大の収穫はこの曲を知ったことだった。 「からたち日記」 作詞:西沢爽、作曲:遠藤実、歌:島倉千代子、1958年。 曲調が陶然とさせる。私にとっては「憧憬」だし、ある世代の方にとっては「郷愁」だろう。 尺が自…

The Beach Boys 'Do It Again'

きっかけはこちらの御ツイでした。 しかしDo It Againのイントロのビッ,ビッ,ビッ,ビッ,っていう音はなんの楽器なんだろう。 — PsycheRadio (@marxindo) December 8, 2018 つべで聴いてみました。 www.youtube.com (但し、いま事情で PC 本体のスピーカ…

新海智子「メロディ」最終ver. b2 さんに

12月7日、b2 さんお誕生日おめでとう! 曲は、前回のヴァージョンとさほど変わっていません。 後半の自由符割のギターを2小節書き足したほか、細かいエディットです。 自由符割というか、感覚を頼りに符割を決めるということです。 「この音符のタイミングを…