2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧
3つの下書きは相互に無関係です。 ① Fulano については、こちらのチャンネルに、全アルバム上がってます: 拙記事: ② "Tales From Topographic Oceans" には2003年リマスター以来2分間のイントロが付きますが、私が最初に聴いたのはそれ以前の、いきなりヴ…
昔、宅録の一環として、 ピアノ(アップライト)の天屋根を開けて、その上にスピーカを下向きに=ピアノの内部空間に向けて置き、 曲をそのスピーカで鳴らし、 ダンパーペダルは踏みっぱなしにしておき、 マイクをピアノの内部に吊り下げて録音する というの…
Renaissance 'Northern Lights' の歌メロって Rick Wakeman "Journey To The Centre Of The Earth" のパクリじゃないか? 既に言われてそうだけど。 これの 0'16"~と、 これの 3'09"~。 今さらですみません。私は Renaissance*1をあまり知らない。というか…
武満徹 「マージナリア」(1976年) 岩城宏之/東京都交響楽団 実家には、岩城宏之/東京都交響楽団が武満徹のオーケストラ曲3曲を収めたアナログ盤があった。 ウィンター(1971年) マージナリア(1976年) ジティマルヤ(1974年) 「ジティマルヤ」はマリ…
私なんでこれ知ってるんだろう? どこで見たのかな? 'Luminare' (1986) Video By John Sanborn and Dean Winker Music By Daniel Lentz さっき SHE Ye,Ye さんがこのページ をツイッターでシェアなさってて、ここに↑のつべが貼ってあった。 実家にあった VH…
1st. アルバム "Fulano"(1987年)から。 3rd. アルバム "El Infierno De Los Payasos"(1993年)から。 ライヴ映像がいくつか上がってる。 これは 2nd. アルバム "En El Bunker"(1989年、前回貼ったやつ)収録曲。データ不明。 Fulano については勉強して…
Fulano サンティアゴのバンド。前回取り上げた Mediabanda の前身バンド。 音楽学者 Juan Pablo González が言い当てるところによると 「反覇権的折衷主義」。 第1期(1984年~2003年) 1984年、サンティアゴで、Santiago Del Nuevo Extremo というバンドの…
Mediabanda(チリのバンド)の 1st. アルバム "Entre La Inseguridad Y El Ego"(2004年)から。 Fulano の後身バンドで、Mediabanda というバンド名は、Fulano のデビュー前だったか経歴のどこかの時点でだったかでも使われたことがあると読んだ気がするけ…
オリンピックを(TVで)観戦したことがない。 ワンシーンも記憶に無い。 どなたか選手を思い出せるかな?とやってみて、まず國母さんというお名前が出て来た。でも試技のシーンは記憶に無い。 2人目は思い浮かばない。 ロンドン・オリンピックの開会式に、パ…
つべをたくさん貼ってるので重いです。すみません。 セルゲイ・プロコフィエフ (Sergei Sergeevich Prokofiev, 1891 - 1953) のピアノ曲集『束の間の幻影』 ("Visions Fugitives", Op. 22)。 1915~1917年作曲。短い20曲から成る。トータル約20分。 Michel B…
「複数人でのインプロにおいて『場をどう組織するか』についての参加者から企画者への提案」的な何か。 なかで「作曲」といってるのはこういう、「インプロによるアンサンブルを成立させるための枠組み」というに近い。 案④ 言うまでもなく MIDI キーボード…
記憶はこの上なく曖昧なのですが、むかし The Rolling Stones のおそらく1960年代のとあるライヴ映像で、メンバーの顔アップやバストアップの絵ばかりが続くのに、「いいから Keith Richards の手元を映して!」と苛立ったことがありました。 撮影者にとって…
ベタで済みません。Opus Avantra "Introspezione" (1974) から。 ('Il Pavone' を除けば)1曲も省略できないアルバムから、涙をふるって3曲。 改めて聴き直して、ふと半獣神の午後が思い出された。音的にも、美意識的にも。あきらこさんはもともとはプログ…
1990年代は、Tipographica と Lacrymosa と半獣神の午後のディケイド、という以外、私には見当がつかないんだけど、このバンドは重要かもしれない: Gorky's Zygotic Mynci "Bwyd Time" (1995) から、'Miss Trudy'。 この曲は Euros Childs というメンバーの…
「音楽評論家」を自称なさる方で「音楽を評論」なさってる方って、どのくらいいらっしゃるんだろう? みうらじゅん『What's Michael Tomioka?』の中で、ステージで演奏するレッド・ツベルクリンに、VIP席で、福田一郎という人物が 「日本のロックの夜明けだ…
① 「曲に即して聴く」こと。そこにある情報をなるべく多く聴き取ること。そこに無い情報を聴き取らないこと。 むろん「曲に即して」というのは解像度の低い言い方で、「作曲者の意図に即して」と「実際に鳴ってる音の出来事に即して」とは全く別。作曲者の意…
3つのメモは相互に無関係です。 ① 「#プログレ聴いてもプログレ作れませんよ」といいつつ挙げるのがバルトークのオケコンじゃあ、同じ枠内に留まってるんじゃないですかね? さらにいえば、この言い方だと「プログレを作ること」が目的になってますが、アウ…
私は「カンタベリー好き」とはいえない。 私が求めてるのは、着想の突飛さ、造形の目醒ましさ、そしてユーモア。カンタベリーの中に、私好みの要素をことさらに見付けて喜んでる。カンタベリーの聴き方としては邪道なんだと思う。 リフが苦手だし、ジャズ・…
昔、ある方から伺った話(不正確な引用)。 TV で、自閉症の少年がピアノでバッハのメヌエットを弾くのを見た。2つのメヌエットが対になった、短調のほう。 メヌエットには絶対あり得ない極端に遅いテンポで、2声の重なりが4分音符または8分音符の長さ毎に交…
この曲がどう聴こえてるのか、この人に聴こえてるとおりに聴いてみたい、と思わされる事態に、しばしば直面する。 いったい、この人にとって音楽を聴くとは、何をどう聴くことなのか? 案外、「曲を《モティーフ》処理として捉える」という聴き方は、一般的…
例えば、 「アメーバピグで私がブロックしたのは、プログレ部屋の人たちばかりだった」 から導かれるのは、 「プログレ部屋は話の通じない人ばかり」 ではなく、 「私はプログレ部屋にしか知り合いがいなかった」 である、 みたいなこと。 プログレ部屋で私…
私はお米(白米)を炊くのに失敗したことがない。これは大問題なのではないか? 炊飯器のマニュアル通りにしか炊いたことがない。本来なら「『水に30分浸す』をやらずにいきなり炊き始める」とか「『5分蒸らす』をやらずにスイッチが切れたらすぐにふたを開…
そのバンド(全員女)のキーボーディストが抜けるので後任に、という話が回ってきた。私はそのバンドのファンだったから一も二もなく引き受けた。 ところがリハに行くとまだ前任者がいた。バンマス「やっぱりMちゃんを手離せない」 バンマス=作曲者による打…
この記事で、譫妄が起きたきっかけを書かずにいましたが、「私の場合、ICU で目を覚ますとそうなってた」旨加筆しました。で、譫妄とは別の話なのですが、ICU から出てすぐの頃、何故かふとジョン・ウェットンの死を思い出し、どっと涙が溢れて止まらなくな…
無駄に凄いミックス。 いつのリマスターだろう? 各パートが一切混じり合わず分離して、どのパートもどぎついくらい前面に出る。 曲内容がこのミックスを求めてるとは思えない。ミックスのためのミックス。分離のための分離。私はこの曲の慎ましやかな佇まい…
特定の時期に出会っておかねばならないものってあるなあ。この歳になってどうあがいてもセバスティアン・ハーディを好きになりようがない。 Stormy Six を今まで挙げずに来たのは不手際というほかないが、なにしろ私個人的に、このバンドと出会ったタイミン…