武満徹 「マージナリア」

武満徹 「マージナリア」(1976年)

岩城宏之東京都交響楽団

 

実家には、岩城宏之東京都交響楽団武満徹のオーケストラ曲3曲を収めたアナログ盤があった。

ウィンター(1971年)

マージナリア(1976年)

ジティマルヤ(1974年)

「ジティマルヤ」はマリンバ・ソロのパートをもち、独奏者は高橋美智子だった。

ジャケット・デザインは田中一光

↓は CD のジャケですが同じデザインです。

f:id:shinkai6501:20210528222317p:plain

私はいつも、武満のオーケストラ曲では「ドリームタイム」(1981年)がいちばん好きと言ってるけど、以前その理想的な演奏として貼った山田和樹/日本フィルハーモニー交響楽団による演奏のつべが消えてしまった。

「ドリームタイム」もそうだけど、ある時点から武満のオーケストラ曲は調性を帯びることを厭わなくなる。それは1976年の「マージナリア」で既にそうだ。