武満徹 「マージナリア」(1976年)
実家には、岩城宏之/東京都交響楽団が武満徹のオーケストラ曲3曲を収めたアナログ盤があった。
ウィンター(1971年)
マージナリア(1976年)
ジティマルヤ(1974年)
「ジティマルヤ」はマリンバ・ソロのパートをもち、独奏者は高橋美智子だった。
ジャケット・デザインは田中一光。
↓は CD のジャケですが同じデザインです。
私はいつも、武満のオーケストラ曲では「ドリームタイム」(1981年)がいちばん好きと言ってるけど、以前その理想的な演奏として貼った山田和樹/日本フィルハーモニー交響楽団による演奏のつべが消えてしまった。
「ドリームタイム」もそうだけど、ある時点から武満のオーケストラ曲は調性を帯びることを厭わなくなる。それは1976年の「マージナリア」で既にそうだ。