プロコフィエフ『束の間の幻影』

つべをたくさん貼ってるので重いです。すみません。

 

セルゲイ・プロコフィエフ (Sergei Sergeevich Prokofiev, 1891 - 1953) のピアノ曲集『束の間の幻影』 ("Visions Fugitives", Op. 22)。

1915~1917年作曲。短い20曲から成る。トータル約20分。 

Michel Béroff の演奏で貼るけど、見つかったつべは1981年録音のもののようだ。実家にはベロフの活動初期、1970年前後の録音とおぼしきアナログ盤があって、かけがえのない愛聴盤だった。

 

 

3日間 PC が無かったので紙の本を読んだ。

プロコフィエフ短編集』。2013年4月12日第3刷とあるから、そのころ買ったらしい。そのまま読まずに、買ったこと自体忘れてた。持ち物整理してたら出て来た。

挿絵が佐々玲子さんという方で、好きだけど、ウェブ上に情報がすごく少ない。

 

ロシア革命後の混乱を避けて、1918年、プロコフィエフアメリカに渡る(亡命ではない)。その途上、日本に2か月間滞在する。プロコフィエフが短編小説を書いたのは、この前後の時期、3年間に集中してる。

Wiki「束の間の幻影」によると、この曲集の初演は渡米に向けて動き始める直前の1918年4月15日、ペトログラードで、作曲者自身のピアノで行われたが、日本滞在時、同年の7月7日に、東京でも演奏してる。