2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ツイッターで #女性名が入る曲マイトップ10 というハッシュタグがあった。 曲を系統だてて並べることは、音楽的内実に沿っているようでいてそのじつ、曲自体を聴かずにジャンルを聴いてる、という事態が起こって、ニュートラルでフレキシブルでフレッシュな…
エスカレータの左側に皆さん立ってて、右側にも立たないと非効率だろ、と先頭のほうを見ると、右側にゴルゴが立ってたんですよ。 おじいさんはスパンキーへしばかれに、 絶世の子だくさん、しんかいです。 神武以来の粗忽者、しんかいです。 不世出の小市民…
CD や LP は録音メディア、記録の手段であって、そこには、音の形を取るものでさえあれば、何を録音しても構わない。 「録音」し「鑑賞」すること。 そこに私はずっと違和感を感じて来たのだと、ふと思い出す。 きっかけは、(記憶がこの上なく曖昧なんだけ…
"Good Morning"、1976年。 Daevid Allen が、ゴング脱退後、マヨルカ島に渡り、現地のバンド Euterpe を率いて制作。 エウテルペはもちろんムーサイ九柱のうちの一柱。 ごく若い頃 LP で聴いて以来久々に、つべで1枚分通して聴き直したら、作曲の念の入れよ…
さっきの夢で 「あのヴィブラフォン演奏のあの箇所は、『鳴らそうとしてマレットを押し付け気味になってミュートになってしまってるミス』じゃなくて、もしかしたら『そこまで伸びて来てたロングトーンをマレットを使ってミュートする奏法』だったのかも知れ…
Didier Malherbe 曲。 Gong の Radio Gnome Invisible 3部作、 "Flying Teapot"(1973年) "Angel's Egg"(1973年) "You"(1974年) のうちでは、私は "Angel's Egg" の雑多な楽しさが好き。 次作 "You" では、スタイルが固まって来てるし、これは Daevid A…
1'48" 涅槃じゃ厭 並んで染まる 青い図星 梨を試すチャロ 出オチの三線 ええねんろ? よう拭いて捨てる 伊豆レインボーパーク*1 総スカン あっかんべー 恐怖の間 レッドさん要らんっす 外耳を振ろう 外耳を振ろう オムライス吹く 紫苑 素麺 よう噛んでく 紫…
♀:「今回は丁寧に緻密に作り込みたい」とは言ったけど、それだと、前回の「ライヴの・インプロの・相互行為の」と違って、「2人で作る」ということがやりにくいね。 ♂:これ(♂曲、作りかけ)、あと任すから、好きに作り変えてもらいたい。 ♀:既に完成して…
前回貼った The Hat Shoes のうち、'Sugar Sugar' はどうやらカヴァーであるらしい、というところまでは気付いていましたが、原曲について調べることを怠っていました。 今回、こぢゃ (id:pojama) 氏からご教示を頂き、アーチーズというバンドがオリジナルだ…
The Hat Shoes の 1st. アルバム "Differently Desperate"。 RecRec Music - RecRec 41(LP、1991年) - RecDec 41(CD、1991年) Ad Hoc Records - AD HOC 23(CD、リマスター、デジパック、2007年) Bill Gilonis:作曲、ギター、ベース、ピアノ、シロフォ…
♪ Se la face ay pale 手をたたこう ♪ さて。 Car Bomb 'His Eyes'。 これはメタルですか? 分類することはそのまま学問だけど、私はメタルのサブジャンルを全然知らないし、メタルと、これに隣接するのかも知れない、例えばハードコアとの境目も判らない。 …
ミュージアムショップにて。 美術展を観終わった♂と♀。♂が歩調を緩めることなく絵ハガキを6枚選んで会計に向かう。 ♀:(慌てて追い付きつつ)♂くん選ぶの速い! ♂:コンビニのお弁当選び並みに。 ♀:コンビニ弁当こそ時間掛けて選ぶでしょ。 ♂:君か、お弁…
とにかく気持ちの良い音楽を貼りたかった。 ドビュッシー『ビリティスの歌 パントマイムと詩の朗読のための音楽』 1900年作曲。 初演が、1901年、Salle des Fêtes du Journal*1 での、招待客による非公開の上演だったらしい。動画説明欄に「1901年」とあるの…
「おおブレネリ あなたの仕事は何」 「私の仕事は 弦楽器製作よ」 「さてはあなた ブレネリじゃなくて グァルネリ」 さて、私自身は、ブログ記事を、短く書くことを心掛けてるし、貼るつべの数というかトータル所要時間を抑えたい。 「この記事のために、読…
昨年亡くなったある老婦人の遺品の整理をお手伝いするため、先月末から今月頭にかけて、岡山市にあるお宅に滞在した。 ご婦人の居間だったお部屋に、ささやかなオーディオシステムコンポがあった。 電源を入れてみると CD が入ったままだった。スタートさせ…
バンドの面白さのひとつは「差異」。 Pete Townshend と Roger Daltrey、Mick Jagger と Keith Richards みたいに、複数のメンバーが、キャラや担当パートの役割分担をしたり、音楽的指向において差があったりときに対立したりしつつ、ひとつに組んで、バン…
アメブロのほうでコメント頂いてやり取りする中で気付いたことがある。 これの前半の「生涯初めて書いた詩」について。 意味内容として、基本デタラメで書いたのではあるけど、「自分の意思で動いてるつもりで、何か大きな力に動かされてる、であるからこそ…
2人がかりで詩を書く。 場を共有しつつ1行ずつ交互に書き継いでゆくにせよ、ファイルを往復させて「書き継ぎ」だけじゃなく編集の自由度を大きく取るにせよ、問題となるのは「いつが書き終わりか」。 自分の中にアイデアがあってそれを形にするというのでは…
詩作品を bandcamp なり SoundCloud なりに上げられる形にする、という時、歌詞として曲と組み合わせるとか、朗読して曲と併置するとかよりも、詩作品そのものを音楽たらしめる、ということを考えたい。 朗読を、音声として扱ってエフェクト処理する、という…
まず、生涯初めて詩を書いた: 月の東矩が1013hPaの等圧線と重なるのを うなじが感知する その私にとって 今朝も同じタリーズバリスタズブラックを開栓することは アポロンの名を唱えつつピエリアの泉で禊をすることだった 私の希望としてではなく 百科全書…
ラストで泣ける。 10番目のブロック(40'57"~)で「間」が極端に多くなって、自分の聴覚と意識が「場」に向かってる(それこそ「4分33秒」的に)ことに気付くところへ、最後のナレーション(4'27" 目=1番目のブロック終わりのナレーションに呼応しての)で…