Daevid Allen & Euterpe "Good Morning"

"Good Morning"、1976年。

Daevid Allen が、ゴング脱退後、マヨルカ島に渡り、現地のバンド Euterpe を率いて制作。

エウテルペはもちろんムーサイ九柱のうちの一柱。

 

ごく若い頃 LP で聴いて以来久々に、つべで1枚分通して聴き直したら、作曲の念の入れようと、アイデアの豊富さにびっくりした。

和声や、音の運びが、殆どクラシック音楽みたい。外面がクラシックに似てるというのではなく、曲の仕組みに耳が向かう、こっちの聴き方がクラシックと同じになる、という。

むかし聴いた時は、アクースティックさを、「軟弱」「脱力」と思ってしまったけど、とんでもない。

 

1990年の Virgin からの CD 再発以降、ボートラ 'Euterpe Gratitude Piece' が加わる。今回初めて聴いた。どういう機会に録音されたものか、私は把握できてない。