2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧
友人全員絵上手い妬ましい。 なにしろ私はネコの表と裏の絵しか描いたことがない。『星の王子さま』の「ウワバミの外側と内側の絵しか描いたことがない」のパクリみたいだが事実だから仕方ない。 動物の図鑑の図版は、動物の側面を、真横から見た姿である。 …
(2015年11月06日、記) UFOひとつ幽霊ひとり見たことがなかった。 今日初めて超常現象に遭った。 サンドイッチが消えた。 冷蔵庫にしまって、数分後に開けたら、無い。 買わなかったのかも? セブンのレシートを見る。 「たっぷりシーザーサラダサンド」 た…
何かの施設(工場か基地かエネルギー施設か)。私と、私を技術者的に助ける少女(ナウシカ的)。あるミス(私の?)をリカヴァーするためか、あるいは部外者の私を内部の彼女が導いてるのか、私を、他の者に見つからないようにある装置の前に連れてゆき、ダ…
実家にはロキノンのバックナンバーが何冊かあった。1980年代頃のだと思う。 ロバート・フリップやビル・ブルーフォードとのインタヴューの訳文体では、語尾が「~です」、1人称代名詞が「私」だった記憶がある。 フリップ「ご存じの通りキング・クリムゾンは…
実家に似た間取り、傍らに叔母。 一品食べた後、チキンラーメン作りに(おいしく食べられる程度に食欲が残ってるか検討した後)取り掛かる。 さっきの一品に使った鍋と丼をそのまま続けて使って、洗い物の手間を減らそうとする。 コンロから離れ他の用事をす…
「映画音楽ファン」というのは有り得ない。少なくともそれは「音楽ファン」ではない。 映画に付けられた曲であるかどうかと、曲自体の音楽としての内容や音楽としての価値とは関係がない。「映画に付けられた曲だから」はその曲を好きになる理由にならない。…
お向いのお宅から毎朝決まってアルバム『ヘイ・ジュード』が聴こえてきた。 目覚まし代わりなんだろう。雨戸越しに漏れてくる。室内では大音量のはず。 私は「レイン」が好きだから、そこに差し掛かるのを期待したが、それどころか「ジョンとヨーコのバラー…
「テープ音楽」 20世紀音楽の2つの潮流、「電子音楽」と「ミュージック・コンクレート」はもともと別の、むしろ相反する立場だ。 電子音楽は音を管理し操作し組織する。そのために扱いやすく純化され馴化された「楽音」を要素とする。その意味で従来の音楽の…
本当に何故だか判らないんだけど、番組のあいだじゅう、涙が湧いてしょうがなかった。 現実としても、精神世界としても、深くて広大で豊かで気高い世界が厳然とあって、苦難の歴史を超えて若い世代に受け継がれてる頼もしさを見せつけられたから、と、ひとま…
昔アメブロで書いた記事を復元してみたくなった。 アルバム "Adventure" のラストナンバー。 アルバムとしては "Marquee Moon" のが尖ってて好きだけど、曲としてはこれが格別。 音色に対して敏感なアレンジ、貫くかそけきアトモスフィアが、いかにも「夢で…
昨日友人と話してて思い出したこと2つ。 昔、夜中に道ですれちがった子猫に「今日月齢いくつ?」と訊ねたら、首をプルプルと振って答えた、ということがあった。 その時私はその「知らない」という回答を、まだ子猫だからな、とふつうに納得してた。 昨日の…
作り手的には、人為で音を択んで、重ね、和声として進行させることの「わざとらしさ」の忌避。 聴き手的には、目の前で起きてる音の出来事を、概念越しにでなく、ありのまま聴きとる練習。 ありのまま聴こうとすることは、しばしば、作曲者の意図を尊重しな…
「~が売ってる」という言い方はふつうに行われる。 文法的筋を通せば「(誰々が)~を売ってる」または「~が売られてる」なんだろう。 「売ってる」をここでは「自動詞」と見る。 他動詞「売る」の連用形「売り」の促音便「売っ」+助詞「て」+補助動詞「…
「砂場」(神戸の伝説的バンド)、「イカ天」、「濱田マリ」。 3つの固有名詞は私の中で別々にあった。 「砂場」は噂でしか知らなかったし、「イカ天」はリアルタイムでもつべでも見たことがなかった。 世事に疎い私も濱田マリさんのことは多少存じ上げてる…
LP "Hansten Klork" 追記(2021年07月16日)始め フル・アルバムがアップされました。 旧A面 00'00" Curly Wall 09'28" Alien On Sunday 12'59" King Quack 旧B面 18'59" Lights 24'35" Hoi Hoi Hoi 28'53" Merchandise 32'59" Hansten Klork 以降の6曲は CD…
アルバムタイトル、レーベル名は、こちらの記事 に随ってます。 《メンバー》 Malcolm Lane(ギター、シンセ、ヴォーカル) Simon Millward(ベース、ヴォーカル、シンセ) Mark Rowlatt(ドラム、パーカッション) Anton Loach(シンセ、ヴォーカル、サック…
「プログレという様式」と同様の矛盾に「オルタナというジャンル」がある。 「無所属の会」的な。 むろんこの種の矛盾は表現一般に付き纏う。そもそも「ロック」は精神の自由がその本質だった筈で、内側からスタイルの固定と自己模倣が始まり、外側からコマ…
カトラ・トゥラーナ、去年再結成してたの知らなかった。 2015年12月29日吉祥寺Star Pine's Cafeでのライヴは、こちら www.youtube.com のアカウントがたくさん(全曲?)上げてらっしゃる。 つい先達ては12月1日にロフトで1年ぶりのライヴがあったらしい。 C…
NHKラジオ深夜便の愛聴者だった時期がある。 ある日 Michel Polnareff のデビュー曲を、「コード3つだけで書いた」という前説に続いて、聴いた。 T、D、S の3つ(キーが E の曲なので E、B、A) を予想したら、 T、S、SS(ドッペルサブドミナント)(E、A、D…
巷にレノン「ハッピー・クリスマス」が流れる。歌詞はたしか 'Imagine there's no Christmas...' 当ブログでのレノンへの言及は実質これ だけ。 わたし的音楽上の謎を3つ。未だ謎のままなのは調べものが面倒だから。 謎① 武満は1度でも「レノン」と発語した…
Todd Rundgren "A Wizard, A True Star" あまり憶えが無かったので今つべでフルアルバム聴き直した。 いやはや凄いんだけど、後半、アナログ盤でいう「B面」の「ポップ」がしんどかった。 実家で聴いた当時もこれでへこたれたんだと思う。 以前アメブロで「P…
あっこれ上がってるんだ: まえ探した時デモテイクとWDRのライヴしか見つからなかった。 私はフュージョンまたはクロス・オーヴァーもしくはジャズ・ロックを全然知らないが、この曲の2分18秒~3分12秒、4分01秒~5分25秒のドラム(John "Willie" Wilcox)は…
ごく若い頃、「アドリブ」を、「でたらめ」と同義と思ってた。 時間を掛けて作り込んだものが正しいに決まってる、と。 逃げ込める「セオリー」を仕込まず、自らの耳の責任で「場」にじかに関わり、最も相応しい反応を返すこと。 臨機応変、当意即妙、変化を…
野球用具の 'glove' のカナ表記は、「グラブ」が一般的で「グローブ」ともいう、のようだ。 公認野球規則での表記は「グラブ」らしい。 時代的変遷として「昔はグローブといった」という解説もある。グローブという読みがまずあってグラブと呼び換えようとい…
The Moody Blues "Days Of Future Passed"、Focus "Moving Waves"、Genesis "Trespass"。 「実質上の 1st. アルバム」と呼ばれる 2nd. アルバム。 The Beatles シングル 'Please Please Me'、野口五郎「青いリンゴ」。 私はジェネシスの 1st. アルバム "From…
A Trick Of The Tail ツアーの音源はつべに何種類も上がってる。 ブルーフォードのジェネシスでの流儀にはいまいち違和感があるが、このピッツバーグライヴは猛烈にかっこいい気がするのは、いろいろ聴いてるうちにこっちの耳が馴染んできたからかも。 なん…