昔アメブロで書いた記事を復元してみたくなった。
アルバム "Adventure" のラストナンバー。
アルバムとしては "Marquee Moon" のが尖ってて好きだけど、曲としてはこれが格別。
音色に対して敏感なアレンジ、貫くかそけきアトモスフィアが、いかにも「夢で聴こえてきた音楽を再現しました」的質感で、大いに思い当たる。
6分半の曲の、1分半を過ぎて歌い出し、短い詩を、曲4分以上を残して、歌い終わる。
5分目からのコーダはリプライズ。アナログ盤でいってB面冒頭 'The Fire' のイントロのエモーショナルなメロが、B面最後に、アレンジを変え、すっかり浄化されて、戻ってくる。
アメーバピグの音楽フロアで久しぶりに再会した方とご一緒して、この曲を掛けた。
以前私が「葬式で掛けてもらいたい曲」と言ったのを憶えてて下さったのが嬉しかったので、取り上げました。
生という夢を終えて、死という夢に入ってゆく時に掛ける曲。