Aragon の唯一のアルバム "Aragon"(Invitation、1985年)から。
今剛 (g)、林立夫 (d)、難波正司 (k)、浦田恵司 (syn)、西松一博 (v) ら精鋭スタジオ・ミュージシャンの集団たる Aragon が、1年10か月という長期間かけて丹念に作ったアルバムであるらしい。
ダミーヘッドというマイクロフォンの使用が、空気の響きを捉えるのに重要だったらしい。
曲のスタイルはニュー・エイジからポップまで、響きはシンセの駆使から民族楽器の使用まで、多種多彩。浦田恵司という方はマニピュレイタとしてアレンジに大きく貢献してるらしい。
とにかく音の作り込みにびっくりする。1985年時点でこれ。
私自身は、ここに挙げた方々のことを全く存じないのだけど。
これを見つけた。
Aragon にはもう1枚、"The Studio Works - The Birth Of Aragon"(Victor、1985年)という LP があった。"Aragon" 収録曲「あやとり」の、デモ・テープやリズム録りから完パケまで、制作現場を実際の音源とともにまとめたもの、だったらしい。
2014年のリイシュー "Aragon+4" には、ここから4ヴァージョンをボートラとして収録。
"The Studio Works" の音源は見つからない。 "Aragon" の完パケで「あやとり」。