Magrathea は1994年に Lancashire の Bury で結成。
3枚目とおぼしきアルバム "Legends"(自主制作、レーベル無し、2004年)は、Discogs には CD と CD-R が載ってる。
2011年にディジタル・アルバムでリマスターが出てる。bandcamp を見つけた。他にサイトがあるか未確認。
"Legends" でのパーソネルは、
Glenn Alexander:ヴォーカル、キーボード、ドラム
Gary Gordon:ギター、ベース
です。
2011年リマスターで、全10曲中の5曲を貼ります:
当時、リリースから数か月経ってしまったタイミングで、ユーロ・ロック・プレスのディスク・レヴューで知って、どうしても現物を見つけられなかった1枚。
レヴューの具体的文言は憶えてないが、初期(~中期)ジェネシスの、表面的物真似ではなく、キモを掬い上げてるらしい、と期待させる内容だった。
今回、ふと思い出し、探して、初めて音を聴いた。18年来の懸案をクリアした。
一聴して判る「作曲家」気質が嬉しかった。ジェネシスの影響はあからさまだけど。ジェネシス・フォロワーに臨む時には「ジェネシスのどの要素を受け継いでるか」に着目するわけだけど、それ以前の、このバンドの「内発性」に、まずもって敬意を表する。
つべには全10曲中の8曲が上がってて、2004年 CD が音源のようで、サウンド・プロダクション的には、ラフだし、音像がだぶついてる。でもそれも、「作曲」の要請するところにのみ忠実に従うという姿勢に思えて、むしろ好ましい。
2011年リマスターはたしかに音像が整理されて引き締まってる。
今回、探すといっても、バンド名を忘れ果ててた。「一単語、ギリシャかラテン由来っぽい、神話に出て来そうな、他で見たことないし読み方判らないし辞書に載ってない単語」のバンド名、という記憶だけを頼りに、ここで見つけた:
自主制作のバンドまで網羅しててすごい。
(バンド名の由来は今も不明。)
bandcamp には計5枚のアルバムが上がってる。これから聴きます:
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