2019-01-01から1年間の記事一覧

Lautten Compagney "Wie schön leuchtet der Morgenstern"

この時、この、初対面の方から教わった、もうひとつの音楽がありました。 つべでは再生できるのだけど、フロアでは検索に掛からない動画だったようで、チャットでアルバムを教えて頂きました。 Lautten Compagney "Wie schön leuchtet der Morgenstern"。 こ…

たずね曲&やきいもの歌

追記(2019年12月10日)始め たずね曲は、 「サモア島の歌」ポリネシア民謡、小林幹治作詞 と判明しました。 追記終わり soundcloud.com 曲名も作曲作詞者名も、年代も、どこで使われた曲かも、全く情報のない曲です。 私自身がどこで聴いたのかも判らない。…

ゲルニカ「水晶宮」

スーパーからの帰途、8½ の「戒厳令」が脳内で鳴りだした。 理由はすぐに思い当たった。店内で鳴ってた「グローリア」(Edward Shippen Barnes の)の in excelsis Deo の部分のメロが、「戒厳令」の 街を包む今宵は のメロ に似てるからだった。 これの 1'0…

フォルダで探し物をしてたら、目的以外の画像をいろいろ見始めてしまった。

クラスに5人はいた「菅谷」さんを、ある年度を境にぱったり見掛けなくなった、と思ってたら、こういう事情だったのか。 予想通りだよ。 「にゃんきゃっち」じゃない猫が1匹紛れてる。 ムーミン。 ムーミン。 あ!これスクショしてたんだ。 これは NG 回答だ…

新書館の「クリスマス・キャロル」

先日の2記事の再編集です。 ① 私は言葉の人じゃないくせに、記事を言葉だけで成立させようとする。 画像は(それ自体が記事の主題である場合を除いて)貼らない。 絵文字顔文字は使わない。 言葉が、それ自体の力で、言うべきことを言い得てる時、画像、絵文…

ピグワールド 全景

じつは、自分の街の全景を見たことがなかった。友人がスクショしてくれた。 「ギリシャ」の、デッサンの歪みを修正したのを載っけてなかった。 もともと、建物の配置の図面を厳密に引いて、ワールドの空間内に移す、ということはやってない、とはいえ。 家が…

削ぎ落とし+剥き出し=ロック

アメーバピグ最終夜の短時間、 タイトル:EPITAPH 禁止のプログレ部屋 テーマ:Roundabout 禁止、Starless 禁止 という音楽フロアを立てた。 で、何を掛けたかというと、 もしロックを1曲しか選べないとしたら、これにならざるを得ない: 1曲だってば… ギリ…

お尋ね曲だそうです。

追記(2019年12月12日)始め カケレコ通信【12月11日発行号】で「解決済み」と報じられました。 Okay Temiz 'Çay Elinden'、アルバム "Zikir"(1979年トルコ)所収 でした。 追記終わり www.youtube.com UP主氏が、 >What is the title of this song? >I'v…

しゅん氏の連続記事「Jim O'rouke/Sleep Like It's Winterを1分ずつ聴く」

そもそもこの御企画は、オルークの「この作品のどこが特別なのか、何が他のアンビエント作品と異なるか」「聴いているときのただごとじゃない感覚は一体なんなのか」「その正体に迫」るべく開始されたものです。 ふつう音楽作品は、カデンツなり、反復と差異…

White Noise "An Electric Storm"

1969年はプログレにとって重要な年だ。 White Noise "An Electric Storm" がリリースされた年だからだ。 音楽性の豊饒に於いても、録音・ミックス技術の駆使に於いても、というかその両者の幸福な結び合いが、1969年当時に類例を見ないプログレッシヴさだ。 …

Dr. John

ちょっと贅沢してヒレかつカレー、と思ったらロースかつカレーより安くなってたとんかつ屋さんのテイクアウト。 名詞終わりにするとジェスチャーゲームのお題っぽくなるな。 音量がデカすぎて、ブルーフォードのスネア・ドラムの響線を振動させてるウェット…

Biruta Ozoliņa

Biruta Ozoliņa。ラトヴィアのフォーク歌手。 最初に知ったのはカケレコさんのサイトでだったと思う。 クアクレ(kokle)はスオミのカンテレなどと同様、音階の全部の音が開放弦で並んでて、不要の音を左手でミュートして、右手でストロークして和音を奏する…

クリスマス・ソング 2019年版

先日11月29日に、アメーバピグの音楽フロアで、初対面の方から教わった、ドイツのクリスマス音楽。 アメーバピグは明日12月02日22時00分で終了なので、すべりこみでお会い出来て幸運でした。 こういう音楽こそ、クリスマスを過ごすのに相応しいです。 ヘフリ…

シベリアの無人島

A:この曲がイエス曲のオレ的第1位といって過言じゃない。 B:「第1位」という言葉はその曲の特性を何も言い当てない。過言だろうと無かろうと。もっと具体的に論じないと。 A:第1位というのは「1時間のベストテン番組の50分過ぎに登場する」ということだ。…

Genesis "The Lamb Lies Down On Broadway" の「質感」

Genesis "The Lamb Lies Down On Broadway" はこの11月18日でリリース45年。 Brian Eno が関わってることはクレディットにあるけど、具体的に何をやったのか? Wiki「眩惑のブロードウェイ」によると、 「アルバムのミックス時にたまたま隣のスタジオでレコ…

Heldon 'In The Wake Of King Fripp'、Fripp & Eno 'Evening Star'

Heldon の 2nd. アルバム "Allez-Téia" (αλετεια) (1975)から。 私はエルドンもリシャール・ピナスも全然詳しくないのですが、この曲は、曲自体よりもタイトルの秀逸さで記憶に残ってます。"In The Wake Of Poseidon" のもじりであると同時に、文字通り「…

ever changing 2

投稿後にこちょこちょ書き直しするのはいけにあね。 池に姉 「書き変えによって変化し続けることを本質とする作品」というのがあり得る。これは気の利いた思い付きかも知れない! といってるうちに「日本国紀」に先を越された。 私のブログの投稿後書き直し…

謎と超常現象

謎は「仕込む」ものではない。 この行には裏の意味が仕込まれてるのではないか、と鵜の目鷹の目で詮索裏読みの対象になるのは、ルイス・キャロルとかの大作家だけで、その場合作者の意識に関係なく、読者が勝手に謎を作ってくれる。 私が謎を「仕込んで」拾…

メモ(慣用語そのほか)

ブコフをブックオフの「略称」という説明を見て、違うだろ、と思った*1。 パイナップルはパインアップルの「略称」だろうか? ブコフ、ブッコフを略称として、同様の例として「スタバ」を挙げてたりするが、ここで挙げるに相応しいのは「ロキノン」だと思う…

Brigitte Fontaine

Brigitte Fontaine "Brigitte Fontaine est...Folle" アナログ日本盤、私が聴いたのは再発盤だと思うけど、ライナーノーツに各曲の解説があって、詩を説明するのに「いかにもフォンテーヌらしい」というフレーズが、収録曲11曲中5曲くらいで出て来て、だから…

Brian Eno から1曲選ぶとすれば

この曲の手柄をボウイから奪ってイーノのものにしようという意味ではなくて。 イーノの審美的な曲の系列というのがある。'Slow Water'("Music For Films" 所収)とか、'Zawinul/Lava'("Another Green World" 所収)とか。その中から1曲取るとなると、ソロ…

私の仕込みを私が拾う

以前私自身のことを「何を食わせても美味しいと言ってしまう奴」と書きました。 何を「食べても」ではなく「食わせても」。 私に「食わせ」た人物、私を「何を食わせても美味しいと言ってしまう奴」と評した人物、の存在を仄めかしたのですが、端的にこれは…

Japan、David Sylvian

Japan 'Canton' を、実家のアナログ盤以来、聴いてなかった。 3'23" 目~のアンクルンの扱いが雑だった記憶がある。 「竹一打=1サンプリング、キーボードでトレモロ奏」ではなく「トレモロで打奏したのをサンプリング」で、音符の長さ分キーが押され伸ばさ…

A面ラスト曲

アナログ盤 A面ラストに会心の名作を持ってくるというケースが多いのではないか。 3'02" 目はどうしても 'I Wanna Hold Your Hand' を思い出させる。 アルバム中唯一キーボードの Woolly Wolstenholme 曲。アルバム中いちばんプログレで、異色。 ヴォーカル…

Arif Mardin 'Forms'

Arif Mardin のリーダー・アルバムは3枚ある。 Glass Onion (1970) Journey (1974) All My Friends Are Here (2010) 2nd. "Journey"(作曲、アレンジ、プロデュース:Arif Mardin)のラスト曲、'Forms'。 このアルバムは腕っこきを集めて、曲ごとにメンバー…

Pan

Pan は、フランス出身の才気溢れるギタリスト Robert Lelièvre 率いる、デンマークのバンド。 "Pan" (1970) から。曲数を絞るのが困難。いちいちふつうじゃないリフの荒々しいインパクトと、繊細なアレンジの静かさとの交替が魅力です。どちらにも共通して …

夢 2019年11月03日

家の用事を今すぐせねばならないか考えてる、なにがしかの場面。 叔母「今から出掛けて3時間後まで帰って来ないから、」 じゃあやらなくていい。 叔母「それまでには麦茶を作っておいて」 ああ… 薬缶が見える。 麦茶を沸かすまでは訳ないが、冷ますのに時間…

絵本(ウォルター・クレイン、モーリス・センダック)

「walter crane toy books」で画像検索したら楽しい。 www.google.com この中のどれだったか、復刻されてふつうに洋書屋さんに並んでたのを、買わなくて後悔したことがある。 「1864年から1876年にかけて、クレインは彫版師エドムンド・エヴァンズと組んで3…

絵本「おかえし」

絵本といえば、「おかえし」、作:村山 桂子、絵:織茂 恭子、福音館書店、1989年09月、がある。 私がこれを読んだのは2013年、と、絵本ナビに投稿したレヴューを見て知る。 私自身が楽しんで読みました。 しんかいさん 話の運ばせ方の仕掛けを1つ設定、これ…

聴けよ!

むかし、アメーバピグの音楽フロアで、古楽にお詳しい方がアルブレヒツベルガー「口琴協奏曲」をお掛けになった。 その場は、ジャンルを超えて、音楽に対して意識的な方々の集まりだったのだけど、その中のひとりが、この曲の口琴ソロに差し掛かると、チャッ…