家の用事を今すぐせねばならないか考えてる、なにがしかの場面。
叔母「今から出掛けて3時間後まで帰って来ないから、」
じゃあやらなくていい。
叔母「それまでには麦茶を作っておいて」
ああ…
薬缶が見える。
麦茶を沸かすまでは訳ないが、冷ますのに時間が掛かる。熱いまま冷蔵庫に入れると庫内の温度が上がってしまう、容器に分けて入れるか薬缶ごと入れるか、氷は使うか、など考えてると、金網フェンスのある施設内にいて、階段を下っている。
施設内を歩いてゆく。行き先があったかもだけど、右に逸れて、裏手の錆びれた黒土の地面が露出するエリアの先がフェンスで行き止まりで、向こうに外の通りが見える。フェンスに近づいて外の様子をよく見ようとするが、敷地はフェンスに向かって下ってるので、フェンスに部分的に付いた板状の断片に遮られて、却って見えなくなる。やや戻って高さと近さのちょうどいいポイントを探す。
コンクリートのエリアに戻る。右に一段低いプールの底、左に川みたいな水の流れ、その間のキャットウォークを行くには、赤いフェンスに掴まりつつじゃないと無理だが、このフェンスが根元からぐらぐらで、左の流れに落ちそうになる。右のプールの底は今は水がほとんど無いのだからそこを歩けばいいと気付き、水たまりをよけながら、正門に向かう。
大雨で、水の流れが出来て通れない。外に出られない。このままだと今立ってる場所も冠水する。他の出口を探すか、または、ここは大学なのだから建物の上の階に一時的に避難して、麦茶作りは断念するか。振り向くと校舎に日差し。「ここは〇〇で名高い〇〇大学なのだから、それに相応しい、日の当たる校舎が云々」(←どこからともなく聴こえる説明のような、私の中の納得のような)
敷地奥で、一軒の民家が隣接して、入り口が校庭*1に向かって開いてて、門が無い。そこを通らせて頂いて裏から外に出ようと「ごめんください」返事がして黒ずくめのご婦人(大内順子さん風)。事情をすぐにのみこんで下さる。いつの間にか私と同じ境遇の学生が数人。家の脇を抜けることをまず考えるが、玄関からお邪魔する。外から見ると小さな家だったが、室内は、広く、天井が高く、倉庫か CT-102*2 くらいある。右手の隣室(壁で仕切られてない。柱はある)に、深緑色の幕に立て掛けた、リュートの形の無垢の木材。気になって歩み寄ろうとして、緊急の用事でお邪魔してる身なので思い留まる。外に出るより、ここで過ごすか、むしろそのために迎え入れられてるのか。室内にはいつの間にか人が、隙間ないくらいに大勢いて、でも整然と流れになって歩いてる。みな異国の人で、2つの部族が2つの流れになってる。白装束の部族がこっちに流れてくる。映画の撮影のようでもあるが、誰かに見せるためという気配が感じられず、中央アジアの都市の雑踏そのものに思える。大内順子さんは奥にいそうだけど姿は見えない。
そういえば数日前の夢をワンシーンだけ憶えてた。
何列かで並んでる中にいて、脇にあるスタジアムで杉山清貴がコンサートをやってる音が漏れ聴こえてきて、イントロのキーボードの和音が8分で刻むのを「ホール&オーツかよ」と思った。私の右隣にいる石原真氏かスミルノフ教授みたいな人が同じことを言うのを見越して、彼に合わせて「ホール&オーツかよ」と言い、同時に相手をつねって同時に「ハッピーアイスクリーム!」と言った。
私は石原真氏もスミルノフ教授も人物像が覚束ないのに、夢の中ではこう思った。
ホール&オーツ詳しくないので検索したら 'Private Eyes' という曲のAメロに近かった。