夢 2020年02月09日

街中、路上もしくは公園。まばらに人。家族連れなど。知り合いはいない。

傍らに男児(知り合いではない。彼は母親と連れ立ってここに来てる気もする)。私と彼は、ある一筋の舗道、もしくは公園の細長い一角が、向こう側に通り抜けられるのか話し合う(彼が向こうに抜けたがってる)。100メートル先の突当りは高さ3メートルのフェンスで閉じてる袋小路のように見えるけど、2人で行ってみる。

まず舗道に入らねばならない。舗道は盛り土の上にある。アプローチすべく土手を登るうちいつの間にか殆ど垂直に切り立ち、進退窮まり、左手の緩いルートに回り込み、登頂。

高みから見晴らしつつ舗道を行く。右手に気持ちの良い建物(弁柄色のとんがり屋根の住宅がいくつか並ぶ)が見えて、これを見るためだけでもここに来てよかった、と思う。

行く手に車道が垣間見える。エンジン音がし、一瞬、左から右へ車がよぎる。

私「車道に出られたね」男児「どこ?」私「ほら、あそこ」

突当りのフェンスは上端に*1有刺鉄線が無いので昇って越えられる。でもさらに点検すると左でフェンスが途切れてて、そこから抜ける。車道は断崖の下3メートルを通ってる。「ここを飛び降りるのかなあ」左に歩いてゆくと徐々に高さの差が小さくなって、「向こう側に抜けられるのか?」の回答が出る。

にしても3メートルの断崖にアクセスできる状態は危険だ、と思う。少し手前にフェンスがあるし、さらに左に行く細い道にはガードレールがあるけど断崖の少し手前で、それらと断崖との間のエリアには容易に立ち入れる、というかさっきふつうに歩いてたらいつの間にかこのエリアに出てた。

引き返して(すでに男児はいない)、一室で、あるミーティングが始まる時刻を待つ。

始まる直前のタイミングで、さっき右手に見た気持ちの良い建物をもう一度見に行くことにする。同じ場所だけど、今回は「道もしくは公園」ではなく、病棟内か大学構内の通路。右手の窓外の風景は今のところふつうの都市の街並。この先にさっきの建物があると期待する。

ミーティング開始時刻を一応気にしてる(多少遅刻することは覚悟してる)ので、ここまでにして、戻る。ここまでの道順を押さえたことだけでも、次回「気持ちの良い建物」にアプローチするのを容易にする、と思う。

戻る途中、何かの窓口のお姉さん(トーキング・ヘッズ時代のティナ・ウェイマウス似)のアンケートに捕まる。

「部屋の蛍光灯の明るさはどのくらいですか?」私の部屋は、必要最小限の明るさに抑えてる。

「1日どのくらいの時間点灯してますか?ほら、例えば映画館の中だと1日じゅう点けっぱじゃないですか」私の部屋もそれに近い。「15時間です」長考せず15時間という具体的値を即答するあたり、私は以前よりも無駄に時間を費やすことをしなくなってる。

次に、どちらから切り出したのか「リング状の蛍光灯」の話題になり、お姉さん「初めから『リング状の蛍光灯』について話してますよ。何の話だと思ってたんですか?」「読書用の、部屋の一部分を照らす照明が、まず思い浮かびました」

相対してるあいだは事務的に接するが、その場を離れた直後、そのお姉さんが「タイプ」なのに気付く。

 

最後、女性を恋愛対象として見てるのは、先日友人とやりとりした内容の続きとして、こうなってる。

 いつも夢の中で必ず、袋小路、断崖、川などに行く手を阻まれるのだけど、今回はこれが全部「都合よく」解決してしまう。

*1:第1変換「飢えは死に」