夢 2020年05月14日

断崖に張り付くように設置された滑り台を降りる。水が流れてるのでウォータースライダー。

競技のようでもあり、このコースを抜けてどこかへ抜ける、次の場面へ進もうとしてるようでもある。

競技としては、水泳競技に分類されるのか。鈍色の金属でできた、直線で、垂直に近い傾斜、全長=落差10メートルくらいの、ヒト一人分の幅のコース×3が選手1人に割り当てられ、3人で競う。つまり9つのコースが横並びになってる。コースにある障害物を取り除くとか、ポイントを獲得するとかして、少しずつ降りる。私はそれを正面から見てて、いちばん右端のコースに障害物としてあるウィンナーのかけらを取り除く。でも同時に私自身は真ん中のコースの選手でもある。

「で、結局どうなったら勝ちなの?」いちばん下まで滑り降りることはできる。でもそれが勝ち、ではないし、楽しめる要素も無い。コース途中に楽しい抜け道があるのでもない。バカバカしくなってクイットする。私は国の代表だけど、知るもんか。コース頂上の裏手に3畳分くらいの空間がある。四方を高さ2メートルの岩壁で囲まれ、真ん中に岩がでんとあるけど、岩の裏側に回り込むと天井が開いてて、壁を乗り越えて外に出る。

置いておいた掛布団が持ち去られずにあったのは奇跡だ。丘が連なる地形の広大な芝生の公園の、谷筋に舗装道路。「今日は路上で寝て怒られました。昨日は〇〇で寝て怒られました」歩くが、目的地はどこなのか?丘の上にある飲食店の保有する、在庫あるいは何かの権利のうち、何割かは昨日からの持ち越しあるいは一般からの寄付で、それが何かの正当性の保証であるらしい。