新海智子「アルカイック」について

少し手直ししました。

 

むかし夢で聴きました(イントロは新たに作りました)。基本、夢をそのままなぞることに徹してるので、普段ならやらないことをやってます。

大太鼓とトランペットの単調な刻み。

(2声の合唱が交互に半音ずつ上がってはいるけど)単純な繰返しと、1本のクレシェンド。

 

数人のアルカイックな白装束の女性が静かにゆっくり進み出る場面でした。

f:id:shinkai6501:20200302214116p:plain

こういう衣装。

トランペットは、もしかしたら、現実に戸外でトラックがバックしてて、警告音が夢の中まで届いてたのかも知れないし、これが契機になって夢全体が作られたのかも知れないです。

 

普段は「1曲の中で同じことを2度やらない」「違う断片を継ぎ足してゆく」のですが、その方法で書き進んで、あるところでハタと気付きます。

「『同じことをやらない』という同じことをずっとやってる」ではないか!

というわけで、その曲の、最後に継ぎ足す断片として、この「アルカイック」を置くことによって、「同じことをやらない」ポリシーが完全になります。