イモ欽トリオ、David Bowie

るそんべえ氏の御記事。

ハイスクールララバイ」という曲は聴き憶えがありましたが、これが「作詞は松本隆、作編曲は細野晴臣」なことと、アーティスト名「イモ欽トリオ」が「YMO」+「萩本欽一」+「たのきんトリオ」なことをご教示頂きました。

 

御記事拝読直後、David Bowie 'Be My Wife' がイヤーワーム化しました。

(この V 初めて見た!)

ハイスクールララバイ」の歌メロ「♪ハイスクールラーラバーイ」の a→g→f という進行が、'Be My Wife' Aメロのコード進行を喚び起こしたのでした。

 

だめだもう「ハイスクールラーラバーイ」としか聴こえない…

 

'Be My Wife' は "Low"(1977年)収録曲。

たまたま最近、同アルバム所収 'Breaking Glass' についてのある気付きがありました。

このイントロが(私には)トリッキーで、どうしても拍を取れずにいました。というか、いったん間違って取ってしまうと、修正が利かない。変拍子に聴こえる。バスドラ+ベースが偶数拍、ということは、頭では判るんだけど、身体が取ってくれない。

最近、1983年頃(おそらく "Let's Dance" の頃)のライヴ映像を視せて頂く機会がありました。

そのアレンジで聴くと、拍が自然に取れました。身体が乗ってくれた。「あー、こうなってたのか」と腑に落ちた。

ただし、今つべで、それと同時期とおぼしきライヴ映像をいくつか視ると、どれも、やはり取れない。拍に関しては "Low" と同じアレンジです。

視せて頂いたテイクがたまたまノリの違う演奏だったとは考えにくい。何か他の要素、再生装置の特性、鳴らされた環境、私自身の鑑賞態度、のうちの何かが作用して、違って聴こえたらしい。

ふたつのアレンジの違いを、つべをふたつ並べることで示すつもりでしたが、それでは説明にならないのでした。

 

何かに気付くきっかけって、ほんとどこにどういう形で転がってるか判らないです。

という例を書いた過去記事: