Factor Burzaco

アルノルト・シェーンベルク月に憑かれたピエロ(Pierrot Lunaire)』が下敷きになってますね。

 

Factor Burzaco は、アルゼンチンのバンド。

ディスコグラフィ

"Factor Burzaco"(Burzaco Records  番号なし、2007年)

"II"(AltrOck  ALT018、2011年)

"3"(AltrOck  ALT039、2014年)

 

↑の 'Arnoldturro' は、"3"(2014年)所収の曲の、2015年のものとおぼしきライヴ。

アレンジその他けっこう差異があるので、CD のヴァージョンも貼ります:

 

もうひとつ、"Factor Burzaco"(2007年)所収の曲*1の、2015年のライヴ:

 

自己認識としては、2011年、Ske(Yugen のキーボーディスト Paolo "SKE" Botta によるソロ・プロジェクト)の "1000 Autunni" までで、AltrOck を、プログレを熱心に追うのをやめた、ということになっていました。あのアルバムは、Yugen の、とくに私好みの要素を抽出して極限まで追い込んだ、みたいなもので、求めたものにありついた筈ではあったんですが、同時に、もういいや、という気になりました。

この先さらにこの線をフォローすることは、姿勢として「プログレ」だろうか?と。

そういう認識だったんですが、2015年時点で、Factor Burzaco のことは気にしていたようです。

*1:追記 2022年03月02日

確証が無かった(今も無い)ので書きませんでしたが、'Mesianik' という曲名は Messiaen 由来?とも思います。「移調の限られた旋法第2」、ジャズ的にいうと「コンディミ」が使われてるし。ただまあこの旋法はプログレにありふれてはいます。

'Arnoldturro' の Arnold がシェーンベルクを指すのは疑いないですが。