だれうま #新ことわざ

改めて、3'47"~ のギター・ソロの「音色の移ろい」が、こんなに美しかったのだなと。

(オフィシャルが上げてるつべだと音色が丸っこくて「金属み」に不足する。)

(0'32" の歌い出しは「戸締り用心」と聞こえる。)

ワウペダルというと、わたし的先入観として「ワカチコ」のファンク~ソウルと結びついてる。でもつまりは「レゾナンスのホットスポットをどの周波数に持ってくるか」であり「倍音の問題」であるから「フィードバック」にも直結し、私の2大関心事「倍音」と「移ろい」どストライクなのだった。

「周期的変化」ではないこと、瞬間瞬間に意識を研ぎ澄ますこと、が重要。

スキゾな場への関わりが齎すともパラノなコントロールが齎すとも判別し難いもの。

 

で、ゲアリ・グリーンのこのフレーズの「質感」、「金属み」とその「経年み」を聴いて、

金属だけが錆びることが出来る

ということわざを思い付いたのだった。

 

元来私はひたすらに、「正確に言い当てたい」のであって、「気の利いた言い回し」をしたくはない。

「正しく深く腑に落とすこと」のためにレトリックはある。

 

上掲の私の新ことわざも、件のギター・ソロのフレーズについて本質的な何かを言い当てた気になってる。

 

「ここからは遠く、梅里雪山からは近い」。富士山を見て感じたことを言い当てることに成功した、と思った。

 

「正しく言い当てる」ことを突き詰めようとすると、ある地点から先、「伝われ」の危うさに踏み込んでしまう。

 

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