【ライヴのアイデア】
「二人山下洋輔」(2台のピアノのための)
とメモしてたのをふと思い出すのと同時に、メモした時点でまったく結び付いてなかった、忘却の淵に沈んでたある記憶が蘇った。
昔、たぶんツイートが流れて来て知った音源。ストラヴィンスキー「春の祭典」の CD を何種類か(かなりたくさん)重ねて同時に鳴らしたもの。
着想と手法はシンプルだし、出来することは「複数の時間軸が同時進行する、時間軸どうしの「ずれ」」というシンプルなことなんだけど、ざわめきが効果として面白かった。
例の「ガッガッガッガッ」が思い思いの時間差を置いて方々から鳴り始めるところとか。
音像が遠かったり近かったりのパースペクティヴが面白かったりとかもしたかも知れない。そこは具体的に憶えてないけど。
奏者の誰一人もずらそうとしてない、というところが面白かったのかな? 全く逆に、指揮者の時間軸を「絶対」としてこれにぴったり従う最大の努力をしてる。
あの音源いまもどこかで聴けるだろうか?