モテたい③

私自身、ググって他人様のブログを訪れるのに、ジャンル名やアーティスト名で検索する、つまり「何について」書いてるかでアクセスするわけです。

でも求めてるのはその書き手が「どう」書いてるかであって、私は書き手に興味がある。私の好きなアーティストを取り上げてること自体で嬉しいとか、「共通の趣味で盛り上がりましょう」ってなるとかではない。

「どう」書いてる記事なのかなんて、アクセスしてみるまで判らない。

 

当ブログで GoogleYahoo! からいちばんアクセス頂いてる記事は、ある時点からこっちずっと、リチャード・ダッド「お伽の樵の入神の一撃」とクイーン「フェアリー・フェラーの神技」についてのやつ。「題材がクイーンだから」ご訪問頂いてるのだと思う。でも、ことさら突っ込んで考察してるわけでも、レアな情報を含むわけでもないので、申し訳なく思う。

それ以前いちばんアクセス頂いてたのはイエス「ラウンダバウト」についての記事で、この曲人気すなわちアクセス数なのだな、と思った。dis 記事なので、やはり申し訳なかった。

 

といいつつ私も、そのアーティストについての記事が見当たらない時、じゃあ私が書いておこう、という動機で「そのアーティストだから」取り上げる、ということがある。

あと、私は、まずなによりもモテんがためにブログを書いてるのであって、その算段としてラヴェルを、または 'Starless' を、題材に選んで来た実績がある。

というわけで、今回はプーランクです。

私はオネゲル交響曲やオラトリオが好きだけど、モテない。

軽薄なプーランクも、後期の木管楽器のためのソナタにはそれなりに深いものがある。

フルート・ソナタ(1956~57年作曲)から第1楽章。フルート演奏はもちろんパユ様。

Flute: Emmanuel Pahud

Piano: Eric Le Sage

『カルメル派修道女の対話』のショッキングな「サルヴェ・レジーナ」を貼ろうと思って聴き直したら、作曲そのものとしてはあまり感心しなかった。