ねこちん氏の御記事。
御記事中でご紹介下さってる動画①。
初めて聴きました。Paul McCartney にはこんな曲もあるのですね! プログレ耳に訴える曲調です。
御記事中でご紹介下さってる動画②。
これも初めて聴きます。冒頭を聴いて、King Crimson 'Matte Kudasai' の
She waits in the air
の箇所のメロが 'She's Leaving Home' からの引用なのだと気付いてしまいました。
1'25" 目。
ところで、つべの King Crimson オフィシャルのチャンネルは、この曲の聴き憶えの無いヴァージョン、ギターのトラックをひとつミュートしたみたいなのをレギュラーのヴァージョンとして上げて、ここに貼った、オリジナルとおぼしきヴァージョンは
(Alternate Version) [Bonus Track]
という扱いです。どういう事情なのか、いつからこうなのか、KC マニアではない私には不明です。
折しも、私の 'Martha My Dear' 再評価が勃興してるところでした。
といっても、0'19"~0'29" の10秒間の箇所。ここが、私の思う「目醒ましい楽想」、「メロと和声、その両者の関係、についての真摯な探求」の例であることに気付いて、ポールすまんかった、ってなってます。
歌詞:
マスメディア
どうなってんだ
2番目に回さないでよ
私は John Lennon が好きです。
アルバム "The Beatles" は、バンドとしてのものというより各メンバーのソロ集ですが、「Lennon の曲が優れてるから」というのが、私がこのアルバムを好きな理由でした。
Lennon はロック、McCartney はポップ、というイメージを私がもつのは、このアルバムのせいというのが大きい。就中 'Martha My Dear' は、曲調がその「ロックじゃない」の典型例、と片付けてたのですが、ポールすまんかった。
だいいちこのアルバム中、というか全ビートルズ・ナンバー中最もロックなのは 'Helter Skelter' なのだし。
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