結局 Japan についての記事になってしまった

突然脳内で鳴りだして出典が咄嗟に判らない曲、今日はムーンライダーズ「Happy/Blue '95」のイントロだった。

もし、イントロのドあたまの楽想、1~2、5~6小節目なら、印象的ですぐにそれと判るのだけど、今回鳴りだしたのが何故か途中の繋ぎっぽい箇所、3~4、7~10小節目だったために、思い当たるのに手間取った。

(つべは貼りません。)

にしてもなぜこの曲が意識に浮上したのか? この曲を聴いたのは10数年前だし、たぶん4回以上は聴いてないし、好きな曲なわけでもない。今回思い出して、そういえばこういう曲があったっけ、というくらい。

 

そういえば、数日前には、「シーーーーラシドシラ」みたいな、フィルイン的ヴォーカルラインが脳内で鳴りだして、これは結局 Japan 'Gentlemen Take Polaroids' の 1'23" 目、歌詞でいうと「they fall in love」の「love」のメリスマだったんだけど、

これも日頃、意識に無い曲だ(私が曲がりなりにもちゃんと聴いた Japan は "Tin Drum" だけ)。

 

ムーンライダーズは面白いバンドだとは思うけど、ムーンライダーズ・ファンの中には、棲み分けたい、と思わせるタイプの方が少なくない。

と思うのは、たまたまムーンライダーズ・ファンの方たちと直に接する機会があったからで、一般にどのバンドについてもあることなのかも知れない。

 

以前、松田洋子氏がこの動画をツイートなさってて、戸惑った。私の知ってる Sylvian じゃない…

デビュー・アルバム "Adolescent Sex"(1978年)収録曲。カヴァー曲で、原曲はミュージカル "Funny Girl"(1964年)及びその映画版(1968年)の中で Barbra Streisand が歌った。Jule Styne 作曲、Bob Merrill 作詞。

映画版:

Japan はその後、たぶん 3rd. アルバム "Quiet Life"(1979年)で、音楽性(と Sylvian のヴォーカル・スタイル)を大きく変える。

上掲 'Gentlemen Take Polaroids' は、4th. "Gentlemen Take Polaroids"(1980年)所収。

5th. "Tin Drum"(1981年)はまた別の世界。私の Japan は、これ。