八千代市では震度4でしたが、棚から諸橋大漢和が落ちて来ることはありませんでした。
Sensitive To Light はフランスのシンフォ・バンド。Cyclops から2枚のアルバムをリリース。
① "Almost Human"(CD、Cyclops CYCL 156、2006年)
② "From The Ancient World"(CD、Cyclops CYCL 166、2008年)
中心となるのはマルチ奏者の Wynce Leff。元 Saens のメンバーで、このバンドは Mellow Records と Cyclops からリリースがある。Sensitive To Light の後 Whyzdom を結成。私はどちらのバンドも聴いてない。
私が Cyclops レーベルのオムニバス "Cyclops Sampler 6" をたまたま見掛けたのは World Disque の中古盤の棚でだった筈。Flamborough Head や Mostly Autumn のせいでこのレーベルに良い印象を持ってなかったのにこれを買ったのは、Karda Estra 目当てだった。
案の定 Karda Estra 以外はほぼ白玉シンフォが占めていたが、なかで Sensitive To Light の 'Carpe Diem'(の alternate テイク)にはユニークさを感じた。バンド・サウンドの表層的煌びやかさには受け付けないものがあったが、ヴォーカル多重録音のアレンジが瑞々しかった。
という一件をふと思い出し、つべで探してみた。
'Carpe Diem' を含む①は1曲も上がってない。
②は全曲上がってる。
8曲中6曲目、これがハイライトかな:
このアルバム、作曲にユニークさと自己批評精神があって嬉しいけど、とにかく音がうるさい。「その卓にはチャンネル毎のイコライザーが付いてないんですか?」と言いたくなるような。とくにギターの、ソロ時の音色がギンギンでいたたまれない。
(動画アップ時の問題もあるだろうか?)
ギターは、タメが重要な曲で走ってるし。作曲者のクレディットが Discogs に無いけど、中心人物 Wynce Leff の作曲だろうか? ギターは彼が弾いてるんだけど、「自分の書いた曲のテンポ感を自分で理解してない」ということになるのかなあ?
ヴォーカルは私にはエモーショナル過ぎる。
アルバム2曲目:
アルバム4曲目:
"Cyclops Sampler 6" では、Nice Beaver の 'Saturday Nice Beaver' という曲名に笑った。