死ぬのはいつも他人

「死ぬのはいつも他人」。

 

これ、第1には「生き残ってるからこのセリフを言えるんだから当たり前」というツッコミ待ちぐらいに思ってるけど、第2には、死にたがってる人のセリフ、ないし「もし死ぬべき順番があるのなら真っ先に死ぬのは私の筈なのに」かも。

でももし死にたくながってる人のセリフだとしたら、メメント・モリ的な戒めとも取れるのかな。

 

真っ先に死ぬのだとイメージしてたし、前提だったし、試みたこともあるけど、大事な(私にとって、文化にとって)人の死にいくつも立ち合い、現に結局私はまだここにポツンといて、途方に暮れている。

 

これどこで聞いたものかと思ったら、デュシャンの墓碑銘か。「されど、死ぬのはいつも他人」