Cabaret Voltaire 'Expect Nothing'

Cabaret Voltaire のアルバム "Mix-Up"(Rough Trade ROUGH4、1979年)では、'Kirlian Photograph' 'Expect Nothing' の2曲が好きだったけど、どちらのつべも「この動画には PIAS さんのコンテンツが含まれており、お住まいの地域では著作権上の問題で権利所有者によりブロックされています。」表示になる*1

 

'Expect Nothing' のライヴが上がってた:

動画の説明によると、"Berkeley Keystone 25.10.80" (Not On Label / 1980) から。

https://www.discogs.com/ja/master/443622-Cabaret-Voltaire-Berkeley-Keystone-251080

アレンジと雰囲気が "Mix-Up" のヴァージョンと(わたし的には思いの外)大きくは違わない。

 

"Demo's" (K7 1982) から、1979年の演奏:

https://www.discogs.com/ja/release/4091466-Caberet-Voltaire-Demos

 

"Mix-Up" では、ベース・パート*2の役割がよく判らなかった。コンポジションのためにも余計と思えたし、音色もエフェクト処理の無いふつうのエレキ・ベースだった。ただ 'Kirlian Photograph' のリフの音形は、増4度と完全5度*3を含んで、怪奇の醸成に有意で、他の曲に於けるほどは浮いてなかった。上記アルバム "Demo's" に 'Kirlian Photography' とあるのは同じ曲だろうか?

 

追記(2021年06月02日)

その後 'Kirlian Photography' のライヴが上がった:

アレンジは "Mix-Up" のヴァージョンと基本同じだけど、音場と、パート間の音量バランスのせいで、質感・雰囲気はだいぶ違う。あのゴシックな怪奇は感じられない。

ベースの音形は、音程をいろいろに取ってるふうですね。

*1:追記①

ご覧になれる地域にお住まいの方もいらっしゃるわけなので、貼っておきます。

*2:リード・ヴォーカルの Stephen Mallinder の担当。

*3:追記②

長3度と完全4度だったかも。記憶だけで書いてます。