日記 2018年10月25日

私と、知り合いが少なくとも1人(誰なのか不明)。床の縁が断崖になってて、下に潜んでて時々(笑みを浮かべつつ)顔を覗かせては床に立ってる人の足を摑んで引きずり下ろそうとする暗殺者。これはアニメなどではなく実写なのに、キャストが習近平本人。「暗殺者が習近平*1だなんて反権力だね。中国国内で制作したら一瞬でパクられるから、外国に住んでるか、地下でやってるのか*2」そもそも、映画かドラマの作品なのに現実の空間で、私も狙われるうちのひとり。

知り合い宅に何かのエスニックな音楽の音源(CDか何か)。この音楽と、他の数種類のジャンルとは、ビートの共通性か何かで括れる。この間テクスト性坂本龍一が作品にするらしい。大きな建物の中に多くの部屋が連なる、マンションかホテルか音楽スタジオの中。私と知り合いはまず他の用事で一室に。誰かが「あっちの部屋では坂本さんがレコーディングなさってますよ」行ってみる。ブースに坂本、副調整室にエンジニアかミュージシャンが2人ほど。坂本のヴォーカル録り。ブースはドアが開いてて自由に出入りできる。全体に音楽スタジオ然とはしてなくて、マンションの一室風。坂本はノリノリで身振りが大きくマイクと口の距離が一定しない(けど録音に支障はないらしい)。エンジニアが坂本に歌詞の1か所を変えることを提案し、坂本が従う。知り合いと私は、知り合いの部屋にあった音源のビートも要素として採用されてるか、気にする。……

……私「私もさっき見たんですが、小鳥が、留まってた電線を摑み損ねて背中を下にしてポトンと落ちる(着地する前に飛翔の体勢に移るのではなく)、あとセキレイも。あと電線じゃなくて壁にしがみついてるとか」坂本、納戸の扉を開けつつ「セキレイ、これ?」中には鳥などの小動物が数種類、坂本が指差したのはセキレイではなく白いブンチョウ。私は「それはブンチョウです」というストレートな否定を避け(坂本が指し示した鳥の同定を避け)「セキレイです」とだけ反復。開けた扉から、ある動物が外に逃げ出す。その納戸は隣の部屋に備え付けられたもの。納戸も、中の動物たちも、隣の住人の所有なのだ。

ある外国人夫婦が、飼い猫が陥ってる災難を嘆いている。知り合いがそれを解決する。小箱のパッケージを剥がすと中はケージで、そこから3匹の猫を救い出す。猫たちは落ち着いた様子で、私も撫でる(大人しく撫でさせてくれるのは、人間を警戒しないからなのか、撫でているのが私だと気付いていないからなのか)。

隣人の動物を逃がした坂本は慌ても悪びれもせず、さらに、隣人が留守の隙に、隣人の部屋から持ち出したとおぼしきボトル(青くて透明なガラス、中身は透明なお酒かトニック)をふたつ、自分の棚にしまう。2度見するとさらに関連の容器(透明、青がやや濃い)もいくつか。私「いけません。他人の持ち物を勝手に持ってくるとか」坂本「何のために隣人と物を融通し合う了解を取ってるのか」規約をチェックするとそれは45分以内という条件付き。私「それはそうやって他人のものを勝手にパクるための取り決めではありません」坂本は、自分のフロア内の別の部屋にいるらしく、私は見えない相手に話しかける格好だったが、坂本がピストルを手に現れ、私に向ける。小さくて軽い、プラスティックに銀メッキのオモチャに見える。私の口に突っ込んでくる。私がひるまないのは、オモチャだからとタカを括ってるからでも、どうせ本気で撃つつもりじゃないだろうと踏んでるからでもなく、死ぬのが怖くないからだし、脅されて言い分を枉げることはしないから。結局坂本(というより美輪明宏ライザ・ミネリかも)はピストルを習近平に向け、撃つ。習近平は「撃たれた」というアクションとともに(無言だけど)崖下に消えてゆく。ピストルは本物かオモチャか判らないし、習近平は本当に被弾したのか演技なのか判らない。暗殺者を撃ったのだからピストルの正しい使用法だ、という場の了解。

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これをもっと細身にしたようなフォルム

 

*1:夢の中での名前は「王昭君」。目覚めてググったらこれは女性の名前だけど、夢の中では男性の名前。「孟嘗君」とごっちゃになってると思しいが、姓の音は「もう」ではなく「おう」だった。

*2:「ストーリー設定上暗殺者が習近平であることの問題」と、「キャスティング上そっくりさんなどの俳優ではなく習近平本人であることの問題」がごっちゃになってる。