「喜び合う」に違和感を覚えた。
「~し合う」は、AさんがBさんに、BさんがAさんに、相互に同じ行為をする場合に言うのだと思ってた。
励まし合う、称え合う、凭れ合う。
「喜び合う」はこれに当て嵌まらない。この「合う」は多分「同じ行為を共にする」ことを言ってる。「選手AとBが優勝を喜び合う」の場合、AとBの喜ぶ対象は「優勝」で、「相互に」の意味は含まない。AがBを、BがAを、相互に喜ぶ、のではない。
疑問は3つ。
①「喜び合う」が一般に受容されているか。
②「同じ行為を共にする」の意味で「合う」という例が「喜び合う」以外にあるか。
③「相互に同じ行為をする」「同じ行為を共にする」以外の意味で「合う」という例があるか。
「喜び合う」を「間違い」として論う*1意図はない。
私は「言葉は生き物」と思ってる。これが私の基本だ。「正解」をひとつ決めて他を「間違い」として排除することはしない。
*1:あげつらうってこう書くんだ。