こちらの御ツイート
マシュマロ、グミ菓子、ホワイトチョコレート。好きなオヤツなのだがこれ等を好きというシトに会った事がほぼ無い。この前ホワイトチョコレート好きに会ってびっくりした。
— みつ (@tonomistu) 2018年1月18日
「xxxを好きな人に会ったことがない」っていう感想は私もよく持ちます。
— Kazuo Uozumi (@forthman) 2018年1月18日
(例:ナッツの中に入ってるジャイアントコーンとか)
で実際にその感想を口にしてみて、「オレは好きだよ」っていう反応がかなりの高確率で返ってくる経験も何度もしています。自分の認識なんてそんなもんってことですかね。
を拝見して即座に思い出したのが、Kate Bush "The Sensual World" だった。
ケイト・ブッシュ中、このアルバムをいちばん好きという人に会ったことがない。
"The Dreaming" 以降の「同じ位完璧」な3枚のうち、私はこれがいちばん好きだし、「完璧主義を誠実と履き違えた」ケイトの到達点だ。
前2作同様、音を過剰に詰め込んでいても、同時に「無駄な音が鳴ってない」ことを感じる。塵ひとつない音空間。突き抜けた境地の力みの無い「自在な放心」。
前2作も好きだが、放心して涙が流れてしょうがなかったのは "The Sensual World" だけだ。
私がこれをいちばん好きなのも前2作を経たうえでの突き抜けた境地と思うからだし、評価しない人も、前2作との比較でだろうし、"The Dreaming" "Hounds Of Love" が途轍も無いのは確かなんだけど。
ちなみに実家には "The Dreaming" "Hounds Of Love" はアナログ盤で、"The Sensual World" はCDであった。移行期に当たっていたのだろうか。
「塵ひとつない音空間」のために、音質重視で動画を選んだのだが、やっぱりプロモVも貼っておく: