憶え間違い/星のささやき

話題を2つ。

 

曲の憶え間違いは、こうあるべき、私ならこうする、の結果の場合がある。

「銀座カンカン娘」の歌メロ最後について、実際はex.1なんだけど、ex.2と憶えてた。

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ただし、ウェブで見た譜面は4分の4拍子、シャッフルについては、付点で記譜し、別途

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と注記してる。

ex.1のメロは和声づけが難しい。聴いた感じ、「カンカン」が F/C、「むす」が C、「め」が F だと思うんだが、「カンカン」のあとの方の「ン」が g で F から外れる。もちろんメロにはメロの自律があって、和音に含まれる音程を選ぶ筋合いはないが、にしてもex.2のがかっこいいんじゃないか?と思う。

服部良一に異議を唱えるとか(戦慄)…

ちなみにex.2に和声づけするなら「むす」が C7 になる。

 

関連記事: shinkai6501.hatenablog.com

 

 

ヤクーツクで氷点下65℃というニュースで、「星のささやき」を思い出した。

ウェブではこの記事が見つかる:

kotobank.jp

「屋外の気温が氷点下五〇℃以下になると、人の吐く息が耳のあたりで凍り、かすかな音をたてる。シベリア東部のヤクートでは、この音を”星のささやき”という。」

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」

私はこの言葉を藤井旭のエッセイで知った。おおよそ同様の説明だったと思う。

 

にしても「五〇℃」ってなぜ漢数字?元の「とっさの日本語便利帳」が縦書きなのかな?

漢数字は読みづらい。これとか:

www.tokyo-np.co.jp

「申請は一〇年に現制度に改正した後に急増。一〇年の千二百二人から一六年は一万九百一人となり、一七年は一万七千人に上る見込みだ」

読みづらい最大の理由は、咄嗟に位取りが見えないこと。

Wiki「漢数字」の項によると、

中日新聞東京新聞など、記事中(スポーツ面など一部を除く)でアラビア数字でなく漢数字を用い続けているメディアもある」

何故なんだ…