新海の新曲

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「前半部」(1分45秒目まで)について。

 

強弱を、「作曲」や「演奏」で作るのではなく、音の自律的振舞いに任せること。音が自律的に振る舞えるように「仕掛け」を設えること。

強弱を「感情表現」から解放すること。

 

その「仕掛け」の基本形は:

同じ高さの持続音のパートを幾つか重ねる

それぞれのパートは、相互に没交渉に、それぞれの周期で規則的に強弱が変化する

部分の規則的・単純な変化を重ねて全体の不規則的・複雑な変化を得る

 

この「前半部」では、その応用で、同じ高さではなく、6つのパートにそれぞれ倍音系列の第6、7、9、10、11、16の音高の「純音」を割り振ってます。

出力してない「基音」(倍音系列第1)が聴こえてきます。

全体として、この基音の持続として聴こえ、倍音の混ざる割合の時間的推移が、持続音の「音色」の変化として聴こえます。

あと、この6パートのセットを、左右に各1セット定位して、それぞれ固有の強弱変化をするので、「定位」の移動としても聴こえます。

 

「強弱」ではなく「音量」ではないか?とツッコまれそうですが、音楽の要素として考えてる以上、あくまで「強弱」です。

 

1分03秒目から入ってくる音は、私の好きな「マンション建設工事現場の音」を模倣してます。とんかちとヴァイブレイタ。

 

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