パクりました。

SoundCloud は再生開始で曲頭が欠けることがあるので、今後 YouTube で貼る。

 

まえに、この曲の 0'16"~ のパーカス・パートの8分音符での刻みについて「身も蓋もない」「単調」と悪口を言ってましたが、

それをパクったのは私です。

0'32"~0'49"、1'14"~終わりまで。

私は佐々木のシークェンス・データを見られる立場にいた。この4つの音色を含むドラム・キットは「LOAD」の操作で丸パクリした。4つ各々の音量、定位、MIDI 出力チャンネル、などは、曲に合うように設定したのだった筈。

 

この曲のこの箇所は夢で聴こえて来た。パーカス・パートについては、目醒めてからのメモに

ポン コー ピッ コー

とある。これって佐々木のあの曲のあの箇所に似てる、ということになって、引っ張って来た。当初は、これを参考に新たに作るつもりだったけど、結局まんま使った。そのくらいフィットしてしまった。

あるいは、聴き知ってた佐々木曲が夢に出て来た、のだったかも知れない。

 

まえに書いたとおり、持続音が、次のアタック音が鳴るのと同時に鳴り止む設定、ということは、次のアタック音が鳴らない限り持続音は鳴りっぱなしになる。1'17" 目でやってるのはそれです。

ちなみにこの持続音は、クラッシュ・シンバルの波形を使って、ディケイ・タイムを最大にしてある(GLOBAL モードの Page-1 Drum Kit 1 または Page-2 Drum Kit 2 での操作)。

 

'Cornell' は3年前の打込み。いま聴き直すと、ここはなんでこんな設定なんだよ?!と思う箇所がたくさんある。打込み作業してる時は、感覚が先鋭になってるし、認知がいろいろ歪んでる。打込み作業中にやったことは、他人と共有出来ないし、平常時の私自身とも共有出来ない。

 

コーネル作品から受けるイメージを音に移した、のではない。

この時の作曲はふだんと違う点があった。ふだんはその場で新しく浮かんだものだけを採用しつつ書き進めるが、この時は、過去のいくつかのメモを取り集めることが中心だった。その、スケッチのストックを引っ張り出す作業が、コーネルの、コレクションした素材を使って制作する作業を彷彿させた。

ドビュッシーからの引用を含んでもいる。その、作る過程のあり方がコーネルっぽいかも知れない、のであって、アウトプットを似せることを目指してはいない。