T.Sasaki 「山下」

必ずしもS氏的作曲でないので取り上げてなかった。

というか「作曲」と呼べる要素が少ない。

Aメロ(0'34"~)のベースは単純なリフだし、その上に乗ってるヴァイオリンとアコギは、「作曲」であるよりは、即興度の高い「演奏」だし。

「勢い」だけがある。

 

というより、当初勢いだけで作ったものに、のちのち入念に手直し(「作曲」じゃなく「アレンジ」)を重ねていった、重層性、か。

1'01"目ギター弾き始めでピッキングノイズをシミュレイトしてアタック付ける*1とか、そういう「アレンジ」ないし打込み「作業」の細かさと、「作曲」の大雑把さとの同居。

 

1'39"~のバグパイプっぽいパートはマイク・オールドフィールド「オマドーン」のパクリなんだけど、いいのかな?

今後こういう、データをじかに見ることのできる立場を悪用しての暴露、より穏やかに言って「分析」、需要あるかな?

 

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*1:追記 2023年03月11日 用語としては「ブラッシング・トーン」でいいのかな?

追記 2024年01月18日 いや「ブラッシング・トーン」はもっと意味が広いな。「前打音的ブラッシング・トーンで特定の音にアクセントを付ける」ことに名前は付いてるのかな?