色は光と闇の境目に生まれる、というのはゲーテの色彩論だったか。
水路の闇に浮かぶ月の純白が美しいのだけど、
「編集 > 調整 > 彩度 の値を 100 に」の処理で、月の縁に虹色が現れる。
ひとつ目の動画に既に微かにある色を増幅してるわけだけど、このひとつ目の動画の微かな色って、どの段階で生じてるんだろう?
月がもともとこうなのではないだろう。水面での反射で生じるのでもないだろう。
レンズの収差なのか、スマホ内部でのなにがしかの情報処理の段階で出てくるものなのか。
光量がある限界線を下回る「ほとんど闇」を撮影すると、色が映る。
カメラが闇から色を検出してるのか? それとも、カメラは、感光のスレッショルド間際をいずれかの色に置き換えねばならない、たまたまの発色だろうか?
地上の月①
地上の月②