ウィキペディア「コニー・プランク」は "Zero Set" に触れてないなあ。
Moebius-Plank-Neumeier "Zero Set"(1983年)。
これを知ったのは偶然。
私は「表現」の対極にある純粋に音の戯れであるような音楽に救われる。ハイドンとか。
ある時救われたくてクラウトロックに目星をつけディスクユニオン神保町店に赴いた。初めて知る "Zero Set" と、未聴だった Kraftwerk "Radio Activity" を見繕って、概ね目論み通りに救われた。
Phew のこの曲を、ある必要(大喜利に回答するために歌詞を確認するという必要)から聴き直して、"Zero Set" を思い出し、つべでアルバムを聴き始めたら、全曲気持ち良く聴き通してしまったのだった。
Phew のこの 1st.アルバム(1981年)も、Conny Plank のスタジオで録られた。Plank は、プロデューサーでエンジニア、曲作りにも加わってる模様。
Conny Plank の業績のキモがどこにあるのか、理解してないけど、質感や音色へのセンス、それを得るための手法、エレクトロニクスから超アナログな「物(日用金属製品とか)」にまで素材を求める発想の自由さとかは、各方面に広く深く影響してるみたい。
私が最初に Plank の仕事と意識して聴いたのは、このアルバム(1973年)だった: