ユニットバス「ひとで安心」

アーティスト名:ユニットバス*1 曲名:ひとで安心

『ビックリ水族館』(Japan Record、1985年)から。

「プロデューサー鈴木慶一が、1年に渡り「ビックリハウス」誌上で‟新しいオンガク”を公募。全国から寄せられた総数1,327曲の中から、珠玉作26曲を収録。」(帯より)

つべにはフル・アルバムも上がってる。私はこのほか、こーの兄妹「わたしのTV」が好き。

 

追記(2022年04月19日)始め

「ひとで安心」単体のつべを貼っていましたが、そのアカウントが停止されたので、フルアルバムを貼ります。「ひとで安心」は11曲目、45'51"~ 49'23" です。つべの説明欄の「Tracklist」から各曲頭出しできます。

追記終わり

 

左 ch. のリフ、譜面にするとしたら、どうなるだろう?

今まで漫然と聴いて、3つのノートによる、d → g → 高いd、の単純なアルペジオ、と思ってた。

改めて聴くと、2つの音色による2つのパートを重ねてる、と聴こえる。

こんなふうだろうか?

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上段が、エレピ的金属的アタックをもつ音、

下段が、 非対称矩形波っぽい、高域を削った丸い音色、アタックを削った平板なエンヴェロウプの音。

ノートとして書き表すべき音なのか、倍音成分なのか、聴き分けが難しい要素があるので、耳コピに全く自信が無い。

 

この記事は当初、「質感」というタイトルのもと、「コンポジションよりも質感で聴かせる曲」を並べるつもりだった。

が、よくよく聴くと、ものすごくしっかりとした構造をもつ曲だったし、そもそも構造は、データに例えていうと「MIDI」レヴェルの「コンポジション」だけではなく「オーディオ」レヴェルの「音色」にもあり、これも意識的に「作る」対象であり意識的に「聴く」対象なのだ、「質感」という粗雑な捉え方で流してはいけないのだ、というものすごく当たり前なことを、改めて思い知ることになった。

 

無料の楽譜作成ソフトを導入してみました。今までは「おえかきの森」で五線から手描きしてました。

 

追記(2022年04月19日)始め

後日、現物(アナログ盤)に当たって、いろいろ確認した関連記事:

追記終わり

*1:Discogs で、本文「収録曲」では「ユニットバス」、レーベル写真を見ると「・」を入れた「ユニット・バス」となってます。

追記 2022年01月21日

現物(アナログ盤)に当たって確認したところ、インレイ都合5箇所はすべて「ユニットバス」、レーベルのみ「ユニット・バス」となってました。