Sotheby's を「シジジーズ」と読んでました。
最初に SYZYGYS の名前を知ったのは、オムニバス CD "Drive To Heaven, Welcome To Chaos"(WAVE、1989年)で。
https://www.discogs.com/ja/master/1483417-Various-Drive-To-Heaven-Welcome-To-Chaos
SYZYGYS は1曲、'Le Fonce (3)' で参加。
ただこの時は、印象に残りませんでした。というのは、とにかく Tipographica の1曲、'Rhythm Mountains~Tanker' が、びっくりだったし、ぴったり来たので。印象を全部持って行かれた。
1989年、Tipographica の録音物のごく初期、もしかしたら最初のものでしょうか? のちの複雑精緻を窮める作曲スタイルに較べればまだ緩いけど、それにしても既に Tipographica の音楽。
God Mountain からの 1st. が1993年。
じつは私自身、最初に聴いた Tipographica は、このオムニバス所収の1曲でした。
ちなみに私が把握してる範囲で、Tipographica は、その中間の1991年、オムニバス『誓い空しく』(K-Hin Bros.)に、1曲 'Drive' で参加しています。
と書きつつ確認したら、『誓い空しく』にも SYZYGYS は1曲「アイズ・オン・グリーン」で参加してるのでした。やはり印象に残ってない…
といいつつ、じつは Tipographica 曲も、私の期待する彼らのスタイルと違ってて、この時印象に残ったのは EXPO「猿の惑星6」でした。
蛇足ながら、普通名詞 syzygy(朔望、2詩脚併用、相同染色体対合、対になる2つのもの、連接)の複数形は syzygies です。
ここまで下書きしたところで、小山景子氏のライヴ配信を拝聴に伺うと、ゲストでホッピー神山氏が。事前に情報に接してはいたけど、意識から外れてたので、
奇遇!
ってなりました。
God Mountain*1 に言及したところだったので。こちらも本稿書き始めの時には言及の予定の無かったことです。
最近シンクロニシティが、多いし、長い期間たて続いてて、怖いくらい。
配信は素晴らしかったです。ヴォーカルとアクースティック楽器の歌たちが有機的に織り込まれた、深々とした世界。小山氏の音楽は、聴くほどに好きになります。