実家の日本盤 LP だけで聴いていたために知らなかった、といえば、Genesis "A Trick Of The Tail" のジャケが、UK オリジナル盤などではゲートフォールドなのを知らなかった。
Discogs を勝手にスクショしたものですが、
このオランダ盤のページから、表ジャケ:
裏ジャケ:
おそらく中ジャケ①:
おそらく中ジャケ②:
この UK 盤のページから、おそらく中袋①:
おそらく中袋②:
このアルバムのスリーヴ・デザイン担当として、Hipgnosis*1 と Colin Elgie がクレディットされてる。Colin Elgie はイラストレイターで、Hipgnosis のメンバーだった。
この HP にある作品は、"A Trick Of The Tail" とはずいぶん作風が違う。
アルバムが、最後の最後、フェイドアウトで終わる間際、'Supper's Ready' が引用される。
There's an angel standing in the sun,
freed to get back home.
これの 4'57" 目と 5'32" 目:
この使い回しの意図は何だろう?
私は当初、ゲイブリエル期の幻影を引きずる真似を何故するのか?と訝った。
のちに思い直して、ゲイブリエルが抜けようが抜けまいが一貫して我々がジェネシス、という表明と解釈した。
その場のノリ、たんなるシャレ、という公算が最も大きいが*2。
実家には、"Trespass" "Nursery Cryme" "Foxtrot" の UK 盤があって、いずれもゲートフォールドだった。再発盤だとは思うけど。叔母はべつだんコレクターではない。筈。*3
"Selling England By The Pound" のゲートフォールドというものはもともと存在しないですよね?*4
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