Kevin Ayers(1944年08月16日 - 2013年02月18日)の、今日はお誕生日です。
私がリアタイで買った彼の新録新譜は "The Unfairground"(2007年)1枚だけだと気付き、やや驚きました。
これが彼の最後のソロ・アルバムになってしまいました。
ぶっちゃけ私は、彼の仕事のごく一部しか知りません。
最初に知ったのはこれでした:
'Shooting At The Moon'、Kevin Ayers And The Whole World のアルバム "Shooting At The Moon"(1970年)のラスト曲。
衝撃でした。私の「かっこいいロック」の一典型になったし、今後踏み入ってゆくカンタベリーの世界にいったいどんな創造性の沃野が待ち受けているのかとワクワクさせるものでした。
アルバムでではなく曲単体で出会ったのですが、いつどこで聴いたのかは不明です。
ただ、これが私のエアーズのイメージになってしまったために、後に知る彼の曲の多くが、ポップで、リラックスしたものであることに、戸惑いました。
オリジナル:
'Jet-Propelled Photograph'、Soft Machine の Ayers 曲。1967年の、Daevid Allen、Robert Wyatt、Kevin Ayers、Mike Ratledge というメンツでの録音。
私は Allen を含む唯一の録音、30分分の音源を、"At The Beginning" というタイトルのこのジャケ
のアナログ盤で知りました。イタリア盤だった気がします。てっきり「発掘デモ音源集」だと思っていました。録音とトラックダウンがデモっぽいので。Soft Machine のデビュー・アルバム "Jet-Propelled Photographs" として1967年に EMI からリリースされたものなのですね。
私がリアタイで買った Robert Wyatt の新録新譜は "Comicopera" 1枚だけです。同じく Van Der Graaf Generator は "Trisector" 1枚だけです。いずれも2007年リリースです。