10年前。KORG01/WFD を使っての、たぶん3作目*1。
歌モノで、ここではヴォーカルラインをピアノの音色でなぞってる。
画像は Harry Clarke のイラストを勝手に使ってます。
0'41"~0'55" は夢で聴こえて来た。なので、この箇所はこれで正しい。
それ以外の部分が良くないのは、問題意識がないこと。惰性の態度。
コード進行(=曲構成)とメロディが苦し紛れで、創意と自己批評が働いてない。本質的には白玉と同じだ。ベースラインだけはやたら動くが、和声の自由のための動きではなく、ぎゃくに和声の貧弱のうちに留まって、これを誤魔化すための「闇雲」であって、マイナス点だ*2。
響きが薄いのを、ベースにディストーションを掛けることと、全体のリヴァーブを過剰にすることで、誤魔化してる*3。
ドラムのスタイルが当てずっぽうなことは、いい。例えば「正しいジャズのスタイルで」やらなくていいし、そのイディオムを私は知らない。私はロッカーだ。
稀に他人様にお聴かせすると、じつはウケたりした。クロード・チアリでいうと「夜霧のしのび逢い」に相当する曲。
アレンジは Peter Blegvad "The Naked Shakespeare" 所収 'Vermont' を参照してる。これは最初に夢をメモった時、指示として書き込んだことだ。
歌メロは、同じアルバム中の 'Lonely Too' をパクってる。
'Lonely Too' はつべにあった。"The Naked Shakespeare" の曲はどうやら3曲くらいしか上がってない。