「ユーフォリア」「ウンディーネ」(『ARIA』OP)

ユーフォリア」ってこんなすごい曲だったんですね。当時は「ウンディーネ」の「構成力」のほうが好きでしたが。

この纏まろうとしない、メロの破片のまま浮遊する感じに、今は救われます。

 

ウンディーネ」が好きだったのは、6拍子が舟歌風で「ネオ・ヴェネツィア」に相応しいから、というのもあります。

但し、歌詞の文言「ウンディーネ」(コーラス終わりの箇所)へのメロの当て方がやっつけだとは思います。注意を払うことなく通り過ぎてしまう。私なら、「行くわ」と「ウンディーネ」の間に休符を置いて「ウン」を8分音符ふたつで音価をしっかり取ってそのぶん3拍子を1小節挿入してこの小節だけパーカス・パート以外のインストを休みにする、とかします。で「ウンディーネ」をマルカート気味にしっかりはっきり歌う。

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フェイド・アウト終わりなのは、舟歌だから、漕ぎ去るゴンドラということにして、これでいいと思います。あらあらうふふ