夢 2019年01月27日

さっきの夢。どこかから戻ってきた拠点(実家的な)から、何かの用事のために、ある方角(南?海のある方向?)に徒歩で向かう。線路を一つ越える。踏切を渡る時は「歩く」というより「這う」で、急いで渡らねばという気持ちに対して「抵抗」的。少し先でもう一つ踏切。とにかくこの方角を目指すと思ってるのでこれも渡ることにするが、この時はすでに列車が迫っており、向こう側の遮断器は既に降りている。這うように渡りきり遮断機をくぐり、渡り終えてるのに何故か列車が通り過ぎるまで待機する。車が1台対向して来てるから、狭い道路ではどっちみち待避せねばならない。振り向くと、右から左に通り過ぎる(「下り」)のは、銀色の車体の下方に紺色のストライプの電車。ローカル線のディーゼル車みたいなのを思い描いてたのに較べて新式だし汚れてない。渡り切った先は急な下り坂なので、踏切を振り返ることは見上げることなんだけど、そこに全裸の少年(小学生くらい)が1人。露出癖の人?と思うが、対向して来てる人(「車」ではなくいつのまにか「人」)も釣り(か何かの海に関係する用事)の装備をした人だし、少年が全裸なのも水関係の用事のせいかも知れない。急な下り坂(殆ど垂直に切り立ってる)なのは、高架をくぐるためのようでもあり、海に向かってるからのようでもある。下り切った先は踊り場的な行き場のない空間(見上げると開けた空間の気配あり)。高架の向こう側に行きたい=地上の高さに戻りたいのだが、上り階段がどこにもないし、壁面に攀じ登るための手掛かりもない(壁面は縦縞の凸凹がある。そういうデザインのようでもあり、自然の石灰岩の造形のようでもある)。長身細身の白衣の男性が一人、白衣の女性一人を伴ってそこからさらに下ってゆく。私はその後ろ姿を見送る格好だが、男性は通り過ぎ際に私に「〇〇しないんですか?」と提案する。下りればここから脱する通路があるらしい。彼が去ったとおぼしき方に(梯子を降りるように垂直に)降りて行きつつ「線路の向こう側に戻る通路があるんですか?」と訊くと、下から「ありません。というかその前に会社の敷地に立ち入らないで下さい」と応答がある。声の主が白衣の男性と同一人物かどうかは判らない。私は何故「高架の向こうに抜ける」通路ではなく「線路の向こうに戻る」通路を尋ねたのだろう?

 

「2つの踏切」は、東急の「目黒線」と「池上線」的でもあり、「山陽本線」と「宇野線」的でもある。

 

目覚めて思い返すと、飛んで上がればよかったのに、と思う。つい先日の夢では、川面に投身したのをきっかけに、私は飛んでいた。足で空を軽く蹴ると、上方に浮き上がったり、前方に推進出来たりした。それを使えばよかったのに、さっきの夢の中ではなぜ律儀に困ってたんだろう?

 

インフルのあと、街区や、大きな商業施設の中を歩いて移動し、行動する夢を見るようになるまでに、2週間を要した。生身の登場人物が数人いて、所作を伴うやりとりがあった。インフル後しばらくは、夢の中で、情報は、というかヒトは、ツイートの形をしていた。ツイートの性格というか位置づけはいつも奇妙なくらい同じで、RT 数で権威づけられてて、関わらざるを得ないのが不快だった。目覚めてその押しつけから自由なのを知って安堵する、という毎回同じパターンだった。