「バーゼルの朝の奏楽」って何なのか、未だに知らない。
アルテュール・オネゲル:交響曲第4番「バジリアの喜び」第3楽章
これの 6'53"~ 7'40" のメロが、もともとは「バーゼルの朝の奏楽」というものだと読んだことがある(たぶんミュンシュかアンセルメの LP のライナー・ノーツで)。
この交響曲は旧バーゼル室内管弦楽団の創立20周年記念として、その創立者で指揮者のパウル・ザッハーが委嘱。その経緯があるために、バーゼルに因んだ音楽を引用したっぽい。
ゲルニカ「夢の山嶽地帶」0'18"~ 0'23" にもこのメロが出て来る。直接にはオネゲルからの引用。上野耕路氏は「オネゲルは1番好きな作曲家」とおっしゃっていたことがある。
つまり「バーゼルの朝の奏楽」の引用の引用。