大詰めのギター・ソロ、D → E/D の繰り返し上での 6'34" 目、
e → d → cis → h(1オクターヴ下がって)e → d → cis → a
の箇所。ずっと、
「最後の a は本来 h なのに、ライヴではなぜわざわざ変えるのか?」
と訝ってた。
「本来」というのは「スタジオではそうなのに」でもあるし、「造形からいって、コードが変化する上で同じ音形を(オクターヴ下げて)繰り返すからかっこいいのに」でもある。
スタジオ。7'07" 目。
あ゛―――っ!!
a だ!!!!
小6で初めて聴いて以来、ずっと h に空耳してた。
そう空耳してたのには正当な理由がある。上述したとおり。造形上の必然。
ここは「本来 h なのに a に『変えてる』」の持論を曲げるつもりはない。
"Nursery Cryme" のリマスター・エディション[いつの?]では、この曲は前の曲 'Harlequin' からのメドレーというかクロス・フェイドになってる。公式が上げてるつべはこのヴァージョンつまり冒頭一瞬 'Harlequin' のしっぽが被ってるので、使えない。
'The Fountain Of Salmacis' の、最弱奏からのクレシェンドの開始部は、完全な静寂から立ち上がるのでなければならない。なぜこんな無意味なリマスター(というかリミックス)処理をするのか。
最初に貼ったベルギー TV の映像を、BBC ラジオの高音質の音源にシンクロさせた動画があって、つべに上がってるけど、今回話題にした箇所のギター・ソロが音量的に引っ込んでてよく聴こえない。