この過去記事の時は、停車後に、音量を落とした、のを録音して聴いた感想だった。
今回、待ち構えて、近付いて来る=異世界からこの世界にフェイド・インして来るところを録った。なおかつその段階ではまだ音量が大きい。周囲の建物に反響して、一気に世界を現出する感じを、前回よりは捉えることに成功した。
— 新海智子 (@coccyx_T) April 7, 2022
曲冒頭から。停車後音量を下げて。
曲冒頭から(停車して、ヴォリュームを下げて) pic.twitter.com/DgRj5MR3St
— 新海智子 (@coccyx_T) April 7, 2022
ご報告まで。今日はとにかく風が強い。ノイズが入ってるし、風を避けてエアコンの室外機の風下でスマホを構えてるので、こういう絵柄になってます。ヴェランダです*1。
追記
はてなブックマークで、「そよ風と私」'The Breeze And I' という曲で、キューバの作曲家の「アンダルシア」という曲がオリジナル、とご教示頂きました。ありがとうございます。
英語版 Wikipedia「The Breeze and I」によると、オリジナルは Ernesto Lecuona というキューバの作曲家の『アンダルシア組曲』(1928年)中の 'Andalucía'(インスト曲)。
のちに歌詞がスペイン語と英語で付けられます。
いろんなアレンジのいろんな演奏が、インスト、ヴォーカル入り含め、あります。
過去記事で「ラテンっぽい」と書きましたが、ラテンはラテンでも、ラテンアメリカ音楽として聴けるアレンジのもの、「アンダルシア」に寄せた雰囲気のもの、などいろいろです。
つべでいくつかのヴァージョンを聴きました。
Jimmy Dorsey と Bob Eberly によるもの、
Xavier Cugat と Dinah Shore によるもの、
Vic Damone、
Caterina Valente、
Bing Crosbey の2つのヴァージョン、
The Shadows、
Henry Mancini、
です。
私はとくに Caterina Valente の歌ったヴァージョンと、Vic Damone の歌ったヴァージョン、それぞれのオーケストレイションに陶然となりました。
情報お寄せ下さってありがとうございます!
さらに追記 2022年04月08日
原曲 'Andalucía' をチェックしました。
ウィキペディア「エルネスト・レクオーナ」によると、エルネスト・レクオーナ・カサド Ernesto Lecuona y Casado (1896 - 1963) は、
「中には複調性をとりいれた作品も遺しているものの、おおむね19世紀末のフランス近代音楽やスペイン国民楽派の影響が著しく、基本的にはロマン主義の作曲家」
「商業音楽も数多く手がけ」「自作のピアノ曲からポピュラー音楽への編曲…も数多く、「シボネイ」(Siboney)や「そよ風と私」は分けても有名」
です。
資料によって、組曲名は "Suite Andalucía" となってたり "Suite Española" となってたり、曲名は 'Andalucía' となってたり 'Andaluza' となってたりします。