シンクロニシティは相変わらずたて続く。
で、ふと思い出した。数年前、アメーバピグの音楽フロアでブースに乗ってフィリップ・ゴーベール「マドリガル」をスタンバイしてると、直前の、初対面の方がまさにその「マドリガル」をお掛けになったのだった。
被るような曲か?
ユークレースさんとおっしゃる方。ジャックさんとも(ピグで)お知り合いのようだった。
御ブログでは、ずいぶんと趣味の良い音楽のつべをいろいろご紹介下さってたけど、いまお邪魔してみると、それは2019年6月までで、その後は更新が減って音楽ネタは無くて、最新は2020年3月。
お元気になさってるかな。
自作自演のつべが上がってた。
ゴーベールのフルーティストとしての特質がどこにあるのか私は知らない。この録音を聴く限り、まろやかでストイックで安定した音色で、慎重に音を置いてゆく感じがする。テンポ設計(緩急)は、ルバートは少ないけど、とくに 2'28" ~ 2'34" をこんなに性急にやるのは初めて聴く。
この演奏・録音で聴くと、ピアノ・パートの「伴奏っぽくない」造形が克明に如実に判る。1'07" ~ 1'17" とか。
Fenwick Smith(フルート)、Sally Pinkas(ピアノ)
ゴーベールのほうの 2'34"、Smith のほうの 2'31" の箇所を、ゴーベールみたいにひと繋がりのメロとして主題再現に流れ込むか、Smith みたいにポーズを置くか、はわたし的にわりと重要なチェックポイント。どっちもアリ。