時事ネタすみません。
生稲晃子の 2nd. シングル「Virgin少年に接吻を」(1988年)。
ひたすら二枚目の「かっこいい」曲。
後藤次利による、隙間恐怖のアレンジ。16分音符の、リフが、カッティングが、フィルインのフレーズが、常に空間を「物理的に音数で」埋め尽くす。
1988年当時のポップの傾向でもあるだろうか? にしてもこの曲はとくに過剰なのではないか?
7" と CD で出てる。4分半という長さは、当時のシングル曲として、7" に収める曲として、長いほうだろうか?
1st. シングル「麦わらでダンス」との比較で、ひたすら二枚目なこと、作曲とアレンジを妥協なく作り込んでること、3分半から1分伸びてること、からして、ここで作家陣が本気を出した、と見える。