メモ(星野写真)

ソフトフォーカスフィルターを使って星野写真を撮るとはつまり、星の「明るさ」を星像の「大きさ」で表現することなので、本来「点」である星の表現として引っ掛かりを覚えもする。でもこのほうが肉眼での印象に近い気もする。

「星座写真」としてなら、輝星が強調されるほうが星の配列を辿りやすいし。

 

そもそもは、このフィルター処理はノスタルジーなのかも知れない。銀塩フィルムでの星像に近づける、という。

あるいは、そこに「味」を見出したり。理科であるよりは美術。

 

肉眼で見えない暗い星まで捉えて夥しい星数を敷き詰めつつ、星座を構成する輝星をその中に埋没させない。