事故と方法、事故の方法、事故は方法

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録画のナマ性。

 

録画された内容を、たんに再生する予定調和のようであって、じつはその「録画を再生する作業」の「現場」はナマである。

 

そのことが、アクシデントによって露わになる。

録画内容を「正しく」=「予定通りに」鑑賞できないことを怒るよりも、アクシデントの機会を積極的に楽しむ。

 

ビートルズやイーノが、テープレコーダを「記録」の道具ではなく「表現」の道具として使ったのも、もしかすると発端はアクシデントで、それを意識化して方法に取り込んだもの、だったりするのだろうか?